実感算数の授業風景
1.個別指導の学ラボ様(京都市)
本日訪問したのは・・・
京都市 個別指導の学ラボ様です。
まずは家庭用プリントの答えわせからスタート。
「基本知力育成」では2つの絵を重ねる問題で楽しく
ウォーミングアップ。
時間を計ることにより、緊張感を持ち、素早く正確に考える力を
身につけます。
さて本日の「実感レッスン」はドット棒を使って、足し算とかけ算の 関係を理解する学習です。
先生が内容を解説し、生徒さんが理解したところで演習問題にかかります。
生徒さんはついつい学校で教わった、筆算などの方法を使ってしまいます。
でも、実感算数は筆算ではなく、頭の中で考える勉強法。
先生が「この方法でやってみよう!」と提案し、再挑戦です。
「頭の中が混乱する〜」と言いながらも 今度はきちんと解けました。
実感算数は、学校とは違い、いきなりいろいろな問題が登場します。
素早く、方法を探ること、また、使える方法を増やすこの繰り返しが、脳を鍛えていくのでしょう。
ちょっと疲れたところで天地パズルで リフレッシュ。
「今日は二十日大根だよ。食べたことある?」 と雑談も交えながら楽しそうです。

生徒さんの息抜きができたところで、
今日のまとめ「演習問題」です。
制限時間より早くできました。「今日は調子がいいなあ」

今日の「家庭用プリント」を受け取って授業終了です。
お疲れ様でした。

印象的だったことは、先生は生徒さんの自由な発想に対して寛容で、 「こんな方法でやってみよう」と実感算数的な考え方を教えるといった指導スタイルです。

演習でまた同じ過ちをしても叱らず、答えがあっていれば正解をあげていました。
生徒さんはのびのびと発言をし、時折雑談を交えつつも勉強には意欲的に取り組み、一日分の課題をこなし、宿題もきちんとこなしていました。
授業後、生徒さんに感想を聞いたら「実感算数、楽しい」 と答えてくれました。
「楽しみながら、創造力を養おう」という実感算数の持ち味を最大限に引き出した素敵な授業でした。