ポイント完全マスター!英語の名人U

 ご使用例と指導プラン

(1)中2生のテキストとしてご使用になる場合

 (1)使用時期
@ 中2の新学期から、新しい文法事項の予習や復習用として利用する方法が考えられます。夏休みには、中1の復習単元である第1・第2ステージを完了させると、しっかりした英文法の土台を作ることができます。
A 夏期講習テキストとして使用する方法も考えられます。この場合は、単元10までを完了させ、次に1学期の学習範囲も加えると良いでしょう。
B 秋からの使用について
教科書の学習の前に、本書を使い新出文法事項を指導すると、文法体系がよく頭に入り、効果的です。

(2)指導方法

 @ 一斉指導
「まとめ」を説明する→「練習」→「チャレンジ」の順に指導し、「パワードリル」を確認用として利用すると効果的です。
A 個別指導
1) 復習単元の場合
・まず「チャレンジ」をさせ、できるようなら次の単元に進ませます。
・できない場合には、「まとめ」を読ませ、「練習」をさせます。それが理解できたら、再度「チャレンジ」をさせて仕上げます。「パワードリル」は必要に応じてご利用下さい。
2) 新出単元の場合
・まず、「まとめ」を自学自習させ、次に「練習」をさせます。よく理解できたところで、「チャレンジ」をさせ仕上げます。「パワードリル」は補充用、宿題用としてご利用下さい。

(3)中3生以上の復習用テキストとしてご使用になる場合

中3からの途中入塾生には、英語の基礎力が不足した生徒もよく見られます。このような生徒の英語力を上げる場合、中1・中2の英語学習も並行して行わなければならないため、その内容をいかに効率的にマスターさせるかが重要なポイントになります。
本書はこのような点を配慮して編集されており、次のような方法で利用すると効果的です。

(1)「弱点発見チェックリスト」により、学力診断をする
まず、巻末の弱点発見チェックリストをさせ、できなかった問題については右側の番号をマークさせます。この番号の単元が生徒の弱点部分となります。
この番号のうち、一番若い番号の単元から学習をスタートさせると効率的な指導ができます。

(2)各単元に合った単元から学習をスタート
学習法については、前述した中2の個別指導の「新出単元の場合」と同様です。
「パワードリル」は宿題や完着確認用としてご利用下さい。

(3)「名人検定」や「総合強化トレーニング」で仕上げる
本物の英語力を身につけさせるには、各単元ごとの練習だけでは不充分です。上記のコーナーでは、広い範囲から出題しているため、総合力や応用力を身につけることができます。