-----施設案内-----

・正式名称は石像寺だが、釘抜地蔵の通  称で親しまれている

・参拝時間 AM 8:00〜PM 16:30(無料)


・諸病回復、苦悩解消などの御利益があ る



  石像寺は、弘仁10(819)年に弘法大師によって開創されたといわれています。もともとは『苦抜地蔵』と呼ばれていました。なぜ現在の『釘抜地蔵』へと呼び名が変わったのかは、次のような言い伝えがあります。

  その昔、京都の商人が、原因不明の両手の痛みに襲われました。そこで商人は、苦抜地蔵へお参りに行きました。すると、夢の中に地蔵が出てきて「その痛みは病気ではなく、前世で人を呪い、わら人形に釘を打った報いだ」といい、刺さっている釘を抜きました。

  次の朝には、商人の手は治っており、苦抜地蔵の前には赤く染まった釘があったそうです。それ以来、苦抜地蔵は釘抜地蔵と呼ばれるようになったといわれています。


-----見所-----

釘の絵馬

 本堂の四方には、絵馬が隙間なくびっしりと貼られています。その数は、釘抜地蔵の 効力を物語っています。絵馬は、釘と釘抜きが埋め込まれている珍しいものです。


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