-----施設案内-----

・古義真言宗の寺
・本尊は聖天像
・拝観時間 境内自由 仏像拝観はAM9:00〜PM5:00(要予約)





 雨宝院は弘仁12年、弘法大師が嵯峨天皇の病気平癒を祈願し、聖天像を設置したことが始まりといわれています。その後、応仁の乱により堂宇は荒廃してしまいますが、雨宝院のみが再建される形となりました。
 雨宝院の別名は『西陣聖天宮』といい、地元の人々からは『西陣の聖天さん』という呼び名で親しまれています。また、境内には四季折々の花々が咲き誇り、花の寺としても有名です。
-----見所-----

・桜
 雨宝院にはさまざまな種類の桜があり、境内を彩ります。本堂前の八重桜は『歓喜桜』と呼ばれ、御室の八重桜と同種のものとされています。そして『御衣黄桜』はその名の通り、花びらが黄緑色をしている珍しい桜です。他にも枝垂れ桜などが美しく咲き誇ります。

・染殿の井
  境内東南にある井戸『染殿の井』は、夏の旱魃(かんばつ)期でも水が涸れないといわれています。その水を染め物に使用すると、よく染まるという言い伝えもあります。

 

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