-----施設案内-----

・臨済宗南禅寺派の寺

・拝観時間AM9:00〜PM5:00





金福寺は貞観6(864)年、円仁の遺志を継いだ安恵僧都(あんけいそうず)が創建したのが始まりといわれています。もともとは天台宗でしたが、一時荒廃した後、臨済宗南禅寺派として現在に至っています。金福寺は松尾芭蕉・与謝蕪村ら俳人とゆかりのある地としても知られ、また歴史小説『花の生涯』などのヒロイン村山たか女が生涯を終えた地としても有名です。

-----見所-----


・芭蕉庵と蕪村の墓
 元禄の昔、松尾芭蕉は金福寺の住職鉄舟和尚を訪ね、親交を深めたといわれています。その後、和尚は芭蕉と語り明かした庵を『芭蕉庵』と名付けたのです。また、芭蕉庵の荒廃が進んだ頃、芭蕉を慕う与謝蕪村が再興したことで、今もその形を保っています。当寺には、その蕪村の墓も佇んでおり、正に俳句の聖地と呼ばれるに相応しいでしょう。

・枯山水庭園
 金福寺の庭園は、外観からは想像できないくらい、広々としています。庭園は四季折々の植物で彩られ、どの季節に訪れても見る者を飽きさせません。今回は新緑の季節ということで、青もみじが瑞々しい輝きで出迎えてくれました。

 

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