-----施設案内-----

・臨済宗建仁寺派

・拝観時間AM9:00〜PM4:00(境内自由、但し重要文化財拝観は要予約)





 六道珍皇寺は「六道さん」の呼び名で親しまれているお寺です。
かつて、六道珍皇寺付近は葬場だったそうです。その時からこの場所が、この世とあの世をつなぐ「六道の辻」といわれるようになり、現在に到ります。六道とは生き物が死語にいく六つの冥界を意味しています。
毎年、お盆になると、先祖の精霊を呼び戻す「六道まいり」が行われ、参拝者でにぎわうのです。
-----見所-----


・お迎え鐘
「六道まいり」で精霊を呼び戻す際に撞かれるのが、お迎え鐘です。この鐘は珍しい様式で、綱を引くだけで音を響かせることができます。冥土まで届くといわれる鐘の音は、この世とあの世の住人の、どちらの心も癒してくれるでしょう。

・冥土通いの井戸
本堂裏にある井戸は、官僚であった小野篁 (おののたかむら)が、この世とあの世を行き来するために使ったといわれています。篁は亡き母親の霊に会うために、この井戸を使用したそうです。

 

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