-----施設案内-----

・下鴨神社で催される、毎年恒例のお盆行事。

・2010年は8月11日〜16日に開催。10〜18時(最終日は〜16時)。※通常参拝も可。





 納涼古本祭りは毎年お盆の時期に催される、大規模な古本市です。京都だけでなく、大阪や奈良などの近畿地方から岡山まで、約40店舗の古書店が集まります。その本の数は約80万冊以上! 小説や伝記、辞典、マンガ、ビジネス書、専門書など幅広いジャンルを取り扱っており、子どもからお年寄りまで楽しめます 最近では、作家・森見登見彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』という作品でも、納涼古本祭りが描かれており、さらに知名度が上がったのではないかと思います(※ちなみにこの作品は、山本周五郎賞や本屋大賞を受賞しています)。

 

-----見所-----

・古書店の個性

どの店も古本を扱っているのは当たり前ですが、それぞれの店舗の個性は違ってきます。この店は文庫本が主流、あの店は日本史関連に強い…など特色を探るのも楽しいものです。また、店舗によっては本だけでなく、CDや絵葉書なども売っています。また、紙芝居の催し物も見ることができました。

・喫茶コーナー

古書店が並ぶ通りは『糺の森』と呼ばれ、木陰の涼がとれる、夏場では嬉しい立地条件です。しかし、それでもお盆の京都の暑さは耐えがたいものがあります。そこでオアシスとなるのが、喫茶コーナーです。ここでは飲み物やかき氷、カレーうどんなどが売られ、多くの古書店を巡るための体力充電ができます。

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