京都の織物の歴史は長く、平安京が築かれるよりも以前に、その起源はあったとされています。しかしその後、応仁の乱が起こり、職人たちは各地に離散されることとなりました。やがて戦乱が収まると、西軍の陣地で織物が再開されたのです。そこから京都・西陣織の名は生まれました。西陣織会館はそんな由緒ある伝統を『見る・学べる・体験できる』施設です。入館料も無料なので、誰でも気軽に立ち寄ることができます。

-----見所-----

・工房体験
西陣織会館には西陣織の体験コーナーがあり、機織りを実際に行うことができます。また、職人の技を間近で見ることもでき、その巧みな技術に圧倒されるでしょう。

・西陣織史料室
西陣織の貴重な文献や衣装などが展示されており、詳しく解説されています。西陣織について知識がなくても、わかりやすく学べるコーナーです。