-----施設案内-----

京都三大祭のひとつで、起源は1400年前だと言われています。
平安装束を身にまとった総勢約500名が1キロほどの行列をつくり、京都御所を出発し、下鴨神社を通り、上賀茂神社へと向かいます。




残念ながら15日が雨だったため、今年の葵祭は16日となりました。
1日待ったかいもあり、とても良い天気に恵まれました。
今回初めて葵祭を間近で見たのですが、近いからこそ見えたことがいくつかありました。
例えば牛車ですが、前から見るとただ引っ張っているだけに見えますが、横や後ろから見ると、たくさんの男の人が一生懸命に押しているのがわかります。
さらに、平安貴族の衣装を着ている行列の方が、途中で交通整理にあたるなど、臨機応変に対応する姿も見られました。
優雅に見える葵祭の行列ですが、いろいろな人が尽力して、無事に巡行できているのだなと思いました。

-----見所-----
・タイムスリップしてきたかのような雅な行列、…かと思いきや
馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台を含む大行列で、当時の平安貴族はこんなに色鮮やかで美しかったのかと感動しました。
しかし、その中には鉄製のショッピングカートをゴロゴロ引いた平安装束の方もいらっしゃいました。多分、牛や馬のフンの処理のためなのだろうとは思いますが、ちょっと驚きました。

・葵祭のヒロイン、斎王代
毎年、どんな方が斎王代をされるのか、京都の楽しみの1つだと思います。十二単に身を包み腰輿(およよ)に乗る斎王代は、とても優雅に見えました。
斎王代以外の女性も、色とりどりの平安装束が華やかで、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。
また、勅使の馬も、きらびやかに着飾っていて、りりしかったです。

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