-----施設案内-----

拝観時間:午前6時〜午後9時

拝観料:無料

御祭神:
和気清麻呂公命
(わけのきよまろこうのみこと)
和気広虫姫命
(わけのひろむしひめのみこと)

護王神社HP




通常「狛犬」が建てられるところに、護王神社では「霊猪蔵(れいちょぞう)」が建てられています。それは、奈良時代に清麻呂公が都から大隅国(鹿児島県)へ向かう道中、刺客に襲われ、足を痛めるなどの災難に見舞われた際、どこからともなく三百頭ものイノシシが現れ、清麻呂公を守り、足のケガを治したという故事に因んでのことです。そのため、足腰の病気・怪我回復の御利益があるとされ、別名「いのしし寺」として親しまれています。

-----見所-----

・たくさんのいのしし達
全国から奉納されたという「いのししコレクション」が所狭しと飾ってあり、圧巻でした。そのコレクションを見るだけでも、十分楽しめます。また、「願かけ猪」と「座立亥串」、「幸運の霊猪」といのしし尽くめで、亥年生まれの方には特にご利益があるといわれてます。

・ぜんそく封じのカリンの木
表門から入ってすぐ右手に、ぜんそく封じの御神木とされるカリンの木が鎮座しています。樹齢百年を超えるそうで、京都市の巨樹名木百選にも選ばれています。秋には甘い香りの大きな実がつくそうですが、取材した時には、まだまだ実は見あたりませんでした。ぜんそくやのどの痛みには、この実を用いて作った「カリンの御神酒」を飲むと良いそうです。


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