社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

秀吉の中国大返し

2022年08月23日

これら一連の行動を知り,「ああ,そうなんだ。すごそうだね」と感じる人もおられるかも知れません。一方で,「本当にそんなことができたのか。奇跡的なことだ」と,半分「信じらない」と思う方もおられることでしょう。このような行動を決断し,実行するには,次のような前提が必至です。まずは「情報の真偽を確かめる」という前提です。一説によれば,6月3日の夜に秀吉軍に怪しい者が紛れ込み,その者を捕らえたところ,光秀から毛利方への密使で,本能寺で信長らを殺したことを伝える手紙を携えていたとのことです。だまし合いが当たり前の戦国の世の中で,秀吉はこの情報一つで毛利氏との講和を決め,即座に2万もの大軍を動かす決断を下すでしょうか。もし,これが策略による誤報であり,信長が何事もなく生きていたとすれば,逆に秀吉の立場はどうなっていたことでしょう。多分秀吉は,各地からの情報が頻繁に届くようなシステムを作り上げていて,複数の情報が合致して初めて動いたことでしょう。