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世界陸上

2007年08月27日  文責:羽根

土曜日から世界陸上大阪大会が始まった。

そもそも世界陸上とは、「世界陸上選手権 (IAAF World Championships in
Athletics)」
の略で、陸上競技で世界最高峰の大会である。1980年のモスクワオリンピックでヨーロッパ西側諸国がボイコットされたことを機に新設された。この大会は1983年にヘルシンキで第1回大会が開催されて以降、当初は4年ごとに開催されていた。その後さらに盛んになり、1991年の東京大会以降は2年ごとに開催されている。

またこの大会は、オリンピックやFIFAワールドカップと合わせて「スポーツ3大大会」と表現されることもある。オリンピックよりも世界記録の更新が多く、参加する国と地域の総数もオリンピックより多い。

昨日は、短距離走100mの本選があった。100mをたった10秒前後で駆け抜け、そこに繰り広げられる人間ドラマは、見るものを魅了する。ところで、今大会優勝した選手は、いつも決勝まで行くが、なかなか優勝できずにいた選手だった。優勝の喜びを涙で伝えるその姿に、今までの努力が見えてくるようであった。

陸上という競技は、その一瞬ですべてを出すためにトレーニングを重ねる。現在、私は会社で「理科の要点」の改訂版を作成している。この大会の模様を見て、私もこの競技のように、作成している教材の1ページごとに想いを込めて、自分の力をすべてを出し切っていこうと心新たに決意した。