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時代祭

2019年11月05日  文責:平野

京都三大祭りの一つ、時代祭。この時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年記念祭を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。当時の京都は、明治維新や事実上の東京遷都によって、著しく活気を失っていたそうです。そんな京都の町おこし事業の集大成として平安神宮が創建され、その時の市民の熱い思いを象徴するものとして、この時代祭は始まりました。毎年10月22日に行われていましたが、今年は新しい天皇陛下の即位礼正殿の儀が行われるためそれを考慮し、26日に日にちをずらして行われました。実はこの10月22日という日は、桓武天皇が長岡京から平安京に都を移した、言わば京都のお誕生日とも言える日なのだそうです。そしてこの時代祭の行列は、京都市全域からなる市民組織「平安講社」によって運営されています。京都市内にある旧学校区を11グループに分け(11社)、明治維新時代、江戸時代、安土桃山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代の各時代を20の行列に分けて1列ずつ担当しているそうです。また、江戸時代婦人列、中世婦人列、平安時代婦人列は京都の五花街が輪番で奉仕するなど、総勢で約2000名もの人々が参加する一大行列となっています。行列の人が身に着ける衣装や祭具の一つ一つは、厳密な時代考証をもとに作製されているそうで、この時代祭の行列はさながら生きた時代絵巻と言えるでしょう。
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http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/20191105.html