スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

もったいない精神

2008年05月14日  文責:小泉

最近「食」に関わるニュースが増えてきています。賞味期限の偽装、
異物混入などなど……。
そして先日から騒がれているのは、料亭で客の食べ残しを使い回して
いた、というニュースです。
これには驚きました。客の立場からすれば、わざわざお金を払って
料理を食べに来ているのに、そのような使い回しの食材を出されて
いたらショックだと思います。中には、許せないと憤りを覚える人も
いるでしょう。
 
しかし、私は客側にも問題があるような気がしてなりません。
使い回しの食材の中には、全く手つかずの料理もあったそうです。
食べないなら、頼むべきではない。
私はそう思います。(もちろん、その場で体の調子が悪かったり、やむを
得ない理由があるなら話は別ですが……)
店側もせっかく出した料理をそのまま残されたら、気分が悪くなる
はずです。それだけで使い回しをしていいという話にはなりませんが、
自分が食べられる量だけ頼む、というのが客の最低限のマナーかと思い
ます。
 
日頃、平気で食べ物を残す人が目立ってきているような気がします。
相手側を一方的に追及するのではなく、まず自分が「食」に対して失礼な
行為をしていないか、常に注意していきたいと思っています。