スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

人工消雨

2008年08月26日  文責:羽根

北京オリンピックが閉会しました。
スポーツは感動を与えてくれる素晴らしいものであると、
再認識しました。
 
今回、開会式と閉会式のときに、雨雲の中に人工消雨弾が
合計2000発ほど打ち込まれました。その成果もあり、
無事に好天候の中、式は開催されました。
本当に感動的な式で、私は画面に釘付けでした。
 
 
ふと考えました。「消えた雨はどこへ行ったのだろう」と。
 
 
最近、日本では局地的な豪雨が頻繁に発生しています。
また、先日、網走市では8月なのに最低気温1℃を観測しました。
史上初だそうです。
 
人工消雨によって、散らされた雨が日本海を渡り、
今、日本に大きな被害をもたらしているのでは…。
 
水分が消えれば、別のどこかでその水分を補充するのは、
自然の、いや、地球の道理かもしれません。
人間が生み出した科学こそが、地球の食物連鎖をゆがめている
可能性もあるのではないかと、考えてしまうオリンピックでした。