スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

渋柿

2008年10月31日  文責:藤井

先日、会社の帰り道、YWCA(Young Women's Christian Association)
の前で渋柿を売っているのを見かけました。
一個10円で、代金をビンの中に入れる形式の無人販売でした。
その渋柿がいれてある箱の側に、貼り紙がしてありました。YWCAの庭にある
柿の木から採れた実であること、渋柿なので干し柿にして食べてほしいと
いうことが、手書きで書いてありました。

田舎育ちの私は、干し柿が吊るしてある家をよく目にしていたため、
その様子が浮かび、懐かしさを感じました。

しかし、アパート暮らしの私には、干し柿を吊るすような場所も無く、
渋柿を買うことはあきらめました。

それでも、庭で採れた渋柿を無人で販売する様子や、手書きの張り紙には、
人の温かみのようなものが感じられ、心が和みました。