スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

トンパ文字

2010年08月04日  文責:小泉

気付けば8月…いよいよ夏本番ですね。
冷房病にはくれぐれもお気を付け下さい。
 
以前、このブログでも書かせていただいたかと思いますが、
私は世界のレアな言語に興味があります。
「こんな文字、絶対読めない!」「と言うより、これは文字なの?」
と言ったレベルの言語に強く惹かれます。
そして、その文字で自宅の表札シールを書くのが、我が家では定例に
なっています。
 
最近、風雨に曝されてしまい、表札シールが剥がれかかっていたので
新たな文字で書き直すことにしました。
そこで今回、目をつけたのは『トンパ文字』です。
トンパ文字は中国の雲南省に住む、ナシ族が使う世界唯一の生きた
象形文字です。
象形文字というと、ヒエログリフや甲骨文字が真っ先に浮かんできそう
ですが、トンパ文字はそれよりも絵文字に近く、とても親しみやすい
形をしています。
 
早速、図書館でトンパ文字の本を借りて、表札シールを書きました。
これまでの数々の文字と違い、やはり絵を描いているような感覚です。
個人的にはとても満足ですが、家族の評価は、
 
「小さい子どもの落書きだと思われそう」
 
でした。
確かにその意見は否定できません…。
しかし、表札シールが再び剥がれるまでは、このままトンパ文字で
いきたいと思います。