スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

たこ焼き

2010年09月24日  文責:塩原

私は小さい頃、たこ焼き屋さんになりたいと思っていました。
なぜなら、いつも鉄板の前にいて、冬でも暖かそうにみえたからです。
あの、ころころとたこ焼きをひっくり返す作業も面白そうと思いました。
母にその意志を伝えると、「え!?・・・もうちょっとよく考えようね」
と言われた記憶があります。

たこ焼き自体、中学生くらいまでは特別好きなものでもなかったのですが、
高校生のとき、友人との間でブームになったことがあります。
定期テスト最終日、ショッピングセンター内のフードコートでたこ焼きを
食べに行くのをみんなで楽しみにしていたものです。

関西に住み始めた頃、グルメ本を読んでは、いろいろなお店のたこ焼きを
試した時期もありました。

これまで食べたたこ焼きの中で、一番美味しかったのは、愛知県豊橋市
で食べた、醤油味のたこ焼きでした。
食感はふにゃふにゃで、小ぶり。マヨネーズや鰹節と言ったトッピングは
一切ない、まさに醤油だけの味です。ちょっと焦げたところの香ばしさが
たまりませんでした。
豪華さはまるでない、どちらかというとコスト自体は安めに思えるこの
たこ焼きのお店にはいつも大行列ができていました。

今、このお店はありません。
テナントとして入っていたデパートが無くなってしまったのです。
移転して、どこかで営業されるとするなら、またぜひ食べてみたいなあと
思います。