スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

手紙

2010年12月01日  文責:小泉

先日、久しぶりに手紙を書きました。
文章を綴るのは好きなのですが、最近はやはりどうもメールに
頼りがちになっています。
しかし、やはり実際に筆を執ると、自身の気持ちを確かめることにも
繋がり、相手にも意図が伝わりやすいように思います。
色々な方面でデジタル化が騒がれる中、我ながらアナログな人間だと
つくづく感じます…。
 
手紙に封をする際、私は封蝋を用います。
学生時代に購入した、ワックスとスタンプをずっと愛用しています。
ワックスに火をつけ、スタンプでぐっと押さえる一連の作業は、
どこか気持ちを引き締めてくれるように思います。
少し焦げたにおい、黒い煤が入り交じった具合、船の型の刻印、
そのすべてが、どこか現代らしからぬ雰囲気を醸しだしてくれるのです。
 
ちょっとしたアナログなこだわりですが、こういった古い慣習が、
受け取った側の心を和ませてくれたらいいなと思います。