スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

人の会話

2010年12月08日  文責:小泉

先日、電車に乗っていると、ある親子(母・息子)の会話が
耳に入ってきました。
 
息子「バチ当たるんや!僕にはバチが当たるんや!」
母「それはバチとちゃうよ」
息子「僕はバチやと思ってる!」
 
なんだなんだ!?
思わぬ重みのあるテーマに、ついつい耳を傾けてしまいました。
 
母「チョコを食べ過ぎたのはね、全然悪いことやないの。
だからバチなんて当たらんよ」
 
チョ、チョコですか…
勝手に壮大な展開を想像してしまっただけに、肩すかしを食らった
気分です;
そりゃあバチなんて当たらないよなぁ、と心の中で母親に同意しましたが、
ここから息子は怒濤の無駄な粘りを見せるのです。
 
息子「バチや!バチが当たるんや!」
母「バチってのはね、人に悪いことしたりして、自分にそれが返ってくる
ことをいうの。アンタはチョコを自分の意志で食べただけ。
誰にも迷惑かけてへんよ」
 
主張する息子を諭す母親。
テーマは軽いのに、やたら説得が重々しいのが不思議です。
 
息子「そんなん言い切れへん!僕にはバチが当たるんや!」
 
え、何なの?
この息子さんは自らバチに当たりたいのか?
 
母「それはバチとちゃうよ」
息子「バチや!」
 
…以下同文。
 
この攻防が約20分は続きました。
恐ろしい程、双方折れず…
譲れないものは人それぞれなんだなぁと、何となくしみじみと思う
出来事でした。