スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

バイオリン(3)

2011年03月25日  文責:塩原

((2)からの続き)
「お取り付け作業が完了するまで、どうぞ店内でお待ち下さい。」
「あのー、取り付け作業を見させて頂いてもよいですか?」
企業秘密です!って断られるかなと思いましたが、
「いいですよ。それでは、石けん水をつけますので、用意してきます。
しばらくお待ち下さい。」
と快諾してくださいました。
「これは台所洗剤をうすめたものです。これをゴムの先につけて・・・」
するっと、何の抵抗もなく、ゴムははめ込まれました。
「えっ?こんなに簡単なんですか?」
「この石けん水が無いと、かなり難航します。石けん水の量が多すぎても
駄目なんです。」
この方法を知りたくて、ネット中をさまよっている人々に教えてあげたら
喜ぶだろうなあ・・・。
次回は自分で挑戦してみようと思いつつ、ホッと胸をなで下ろしました。

さて、私の住まいは集合住宅ですので、日々の練習のためには消音器も
必要となります。
厳密に言えば、楽器はもともと音を大きく響かせることを目標に作られた
ものなので、その音を消そうとする装置をつけることは、楽器にとってあ
まり良くないそうです。

最も理想的なのは、貸しスペースで練習するか、サイレントバイオリン
で練習することだそうですが、そのような予算はないので、消音器になり
ます。

消音器には金属製とゴム製があり、金属製は効果が高いけれど、楽器に当
たった時、損傷の恐れがあります。
その点、ゴム製は楽器には安全なのですが、効果が低いのです。

ここまでの知識を予習したうえで、どちらをとるか悩みつつ楽器店に行っ
てみると、最近ゴム製と金属製のどちらの性質も兼ね備えた新製品が出た
とのこと。新製品に即決しました。
((4)へ続く)