スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

大分一人旅

2011年09月07日  文責:小泉

先日、大分一人旅をしてまいりました。
由布院と別府を巡り、温泉や自然の風景、郷土料理などを満喫し
充実した旅行となりました。
 
しかし、各所の観光スポットもさることながら、今回一番心に
残ったのは人との出会いでした。
今回の旅では宿泊先を民宿ゲストハウスにして、なるべく宿泊費を
安く済ませようとしたのです。
訪れると民宿のオーナーの気さくさにびっくり!
御年60近くのおじ様なのですが、とてもパワフルで毎日を楽しく
過ごしていることが伝わってくる元気な方でした。
宿に到着するなり、私を近くの温泉に連れて行ってくれました。
そこは地域住民のための浴場で、シャワーやシャンプーなどもなく
ただ浴槽があるのみ。そんな潔い、原点のような温泉でした。
他に入浴者がいなかったため、温泉はオーナーと私の貸し切り。
男女別なものの、浴室を隔てる壁は薄く低いため、ずっと会話を
していました。
正に『裸の付き合い』です。
 
そんなサービスのおかげですんなりと打ち解けることができ、宿に
戻った後も自分の部屋に籠もることはなく、ずっと話をしていました。
途中からは同じ宿泊客の若いカップルと、ホームステイをしている
アメリカ人も一緒にトランプ大会をしました。
たまたま出会って、ここを出たらもう会わないかもしれない人々が
同じ場所で笑いながら過ごしているというのは不思議な感覚でした。
結局深夜にまでトランプ大会は続き、とても良い夜を過ごすことが
できました。
 
観光名所や名物も良いですが、こういった人の縁を感じることが
何より旅の醍醐味だなと思いました。