スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

台風と備え

2013年09月17日  文責:川口

台風18号が京都をはじめとする各地に
大きな被害をもたらしました。

前日は夜半から,何度も目覚めるような激しい風雨でしたが,
朝のニュースを見て少なからず衝撃を受けました。
今にも濁流に飲み込まれそうな渡月橋が映し出されており,
上空からは取材用とおぼしきヘリコプターが旋回する音。
さらに,テロップで流れる「非難指示区域」には
自分の住む行政区が入っています。
遠方に住む姉,従兄弟や友人・知人からも
「大丈夫?」といったメール,電話があり,
外から事の重大さを知らされるという妙な体験でした。

ただ,その時点でかなり雨脚は弱まっていたのと,
避難指示の出ているのは,同じ区内でも桂川沿いの学区ということ,
雨雲レーダーや台風の進路なども確認したうえで,
時間を遅らせ,その日予定していた外出をしました。

途中,立ち寄った商店街では,
「本日臨時休業」のお店もちらほら。
なかには,
「交通機関の乱れで,従業員が出勤できない可能性があり…」
と前日より告知されていたであろう貼り紙もあり,
その備えに危機意識の高さを垣間見た思いでした。

この台風を機に,“ローカルな”正しい情報をどこで得るべきか
ということを考え,いろいろと確認することができました。
その時々の判断でも,置かれる状況が一変してしまう天災。
物的な備えだけでなく,シミュレーションなど
いざというときの行動の備えが重要だと感じました。