スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

便利グッズ

2014年03月03日  文責:塩原

すっかり納豆の虜になり、張り込んで納豆をかき混ぜる毎日です。
最近、納豆をかき混ぜるマシーンが発売されたと、テレビで紹介されて
いました。

何でも、芸術家、美食家で知られる北大路魯山人先生の好んだ納豆の
食べ方を再現できるそうです。

先生は、まず305回、醤油を加えてさらに119回かき混ぜるというこだわり
があったそうですが、そのマシーンの「ねるねるハンドル」を回すと納豆
が高速回転し、箸よりもずっと手軽にかき回すことができるそうです。
また、回転はカウントされていて、約305回回すと「醤油投入扉」が自動で
開き、ここで醤油を投入できる。さらに回すと約119回で再び醤油投入扉が
開き食べ頃を知らせてくれるということなのです。

一瞬「面白いなあ!」と興味をもちましたが、やはり納豆が育っていくの
を確認しながら自分でかき混ぜていく行程が好きなことに気がつき、
マシーン購入はしませんでした。

その代わりと言ってはなんですが、「なっとうの友」という、納豆が
粘りよくかき混ぜられる箸と鉢のセットを導入しました。これはただの
箸と器なので、自分でかき混ぜられます。

そう言えば、ホットケーキミックスが売れるのは、最後に主婦の腕の
見せ所があるから、という話を聞いたことがあります。

便利グッズを利用しつつも、自分で手をかける部分もほしいという心理
って結構複雑なのかもしれません。