スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

出張中の「今でしょ!」

2014年06月13日  文責:川口

先々週から今週のはじめにかけて,
教材の展示会で,西日本の会場を
転々とお邪魔しておりました。

普段,中で仕事をしているので
教材をお使いの先生方から,直接,ご要望をいただいたり,
新たに興味をもっていただいた先生からのご意見や
塾の現状などもお聴きできるこの機会は,
非常に有意義です。

手前味噌な話ですが,
特に,各展示会場でご好評をいただいたのが,
「読解はかせ」シリーズです。(「上」巻のご紹介↓)

https://www.tsumugi.ne.jp/books/book_dokkai.html

ある会場で,この教材をご愛用いただいている先生より,
「これは,林先生が授業で言っていることと
通じるところが結構あるんですよ」
と仰っていました。

林先生とは,
「いつやるか?今でしょ!」でお馴染み,
現代文のカリスマ講師として人気の林修先生のことです。
読解の公式を使って解いていくという「読解はかせ」のスタイルが,
林先生が教えられている「正統的解法」というのと
重なるのでしょうか。

林先生はCMでしか見たことがなかったので,
知るなら今でしょ!
ということで,早速,そのまんまのタイトル
『いつやるか?今でしょ!』
という著書を購入しました。

内容は,考え方を少し変えることで行動も変えていける
というものでした。
「逆算の哲学」という言葉が登場するのですが,
物事をひとつずつ積み上げていると
届かなかったり,時間が足りなかったりするが,
まずはゴール(到達点)を設定し,
何を最終的に仕上げるかを明確にしてから進めた方が
迷いがなくなるとの考え方。
試験だけでなく,仕事や暮らしにも通じる哲学ですね。

ご自身で実践されてきたことしか
書かれていないらしいのですが,
昔はギャンブルにどっぷり浸かって
なかなかに荒んだ生活を送られた時期もあったそうです。
ただ,そんなギャンブルのなかからも
「流れ」を読む力は養われた
など,すべてをプラスに転じていく考え,力にも感嘆。
文体からも,講義を受けているような臨場感を得られました。