スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

祝☆新・社会人

2015年05月11日  文責:川口

風薫る五月,皆様いかがお過ごしでしょうか。

我が家では,長男が先月から幼稚園に通っています。
約3年半,家だけで過ごしてきた彼にとって,
幼稚園という環境は,紛れもなく新しい「社会」であり
そのなかでどのような変化が現れるのか,
楽しみでもあり,不安でもありました。

おそらく,未知の場所へ通うことや
母親と離れることへの恐怖からでしょう。
3月の時点で,既に
「いきたくない。いかなーい」と愚図っていたので
手を焼くかと思ったのですが,
案の定,最初は涙々の通園でした。

しかし,順応性があるというか,
一週目の後半には,「ようちえん,たのしい」と言い出し,
好きな女の子の名前を挙げたり(なぜか日替わり。しかもフルネーム)
風呂場で,園歌なるものを歌い出したり(既に覚えている)
想像以上に馴染んでいるようで,ひと安心しています。

以前も少し触れましたが,幼稚園は山の上にあるので
各集合場所から保育士さんが引率して
山道を30〜40分かけて登ります。
大人でも園に着くころは息が上がるほどなので,
これを3年も続ければ,かなりタフな少年になるのでは,
と期待しています。

登園時は,年長や年中のお兄ちゃん・お姉ちゃんが
しっかり新入園児の手を引いて,坂を登っていきます。
ぎゃんぎゃん泣き喚く3歳児らを
「だいじょうぶやでー」と時に励ましながら
優しく導く姿を目にすると,
歩くことで,単に体力だけでなく
想像力や人を思いやる心も根付くのだなぁ
と感心することしきりでした。