スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

どうも店員っぽい私

2016年10月18日  文責:川口

秋風が心地よく,
時に冷ややかに感じられる季節となりました。
皆さま,いかがお過ごしでしょうか。

さて,先日のこと。
スーパーの電器具コーナーで
乾電池を探していたところ,
一見したところ外国人の中年女性から
「スミマセン!」
と声をかけられました。

この電球…,と言いかけて気付かれたようで,
「あ,店員さんじゃありませんでしたね。
シツレイしました…」
と丁寧に詫びられました。

ほかの方がどうなのかは不明ですが,
スーパーなどでお店の人と間違われることはよくあって,
もはや最近は驚かなくなりました。

こうしたケース以外にも,
スーパーの焼酎売り場で思案していた際には,
「…この焼酎,どうですかね?」
と,傍にいた男性から意見を求められることがありました。

その少しご年配の方が
自分を店員と思って話しかけたのか,
同じ一般客としての意見を求められたのかは
定かでありません。

ただ,乞われたからにはと,自分なりの感想と
併せて尋ねられたお薦めの芋焼酎をお伝えしました。
「それにします。ありがとう」
男性は,その川口推薦焼酎を1本買い物かごに入れ,
レジへ向かわれました。

これは一体…,と
さすがにこのときばかりは少し呆気にとられました。
と同時に,お薦めする1本が本当にあれで良かったのか,
もっと飲み口の軽いタイプの方がお好みではないか,
果たして今夜の晩酌で喜んでいただけるであろうか,などと
さまざまな不安が胸に押し寄せました。

ともあれ,エプロンもしていないのに
他のお客さんからよく声が掛かるというのは,
「こいつは店員だ」的な何か,を醸し出しているのでしょう。
いや,「こいつは店員ではないが,意見してくれそうだ」的な何か,
かもしれません。

きっと,販売員としての素養があるということだ。
最近では,そう自分を納得させています。