スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

和菓子作り教室

2017年11月01日  文責:平野

二週続けて大きな台風が日本列島を襲いましたが、皆さまのところはいかがでしたでしょうか。被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

実はこのブログも、今月は京都三大祭りの一つ、「時代祭」にしようと思っていたのですが、あいにく台風21号の接近により、中止となってしまいました。直近で中止になったのは、1988年に昭和天皇のご病気が理由だそうですが、天候が理由で中止されるのは、1895(明治28)年の第一回以降初めてのことだそうです。

そこで急遽「いつかやってみたい!」と思っていた、甘春堂さんの和菓子作り教室に行ってきましたので、ご紹介します。この日も台風22号が刻一刻と近づき、時折強い雨が降りつける中にもかかわらず、20人程の参加者で会場は熱気ムンムン。
作るお菓子はお干菓子一種類と、上生菓子三種類。お干菓子と上生菓子のうち二つはお店が用意して下さった箱に入れてお持ち帰り出来ます。あと、残りの一つはお店の方が点てて下さったお抹茶とともにその場でいただきました。

和菓子の材料はとてもシンプルで、においが移りやすいので、上手に作ろうと思うあまりこねくり回すと、その人の手のにおいや脂気が移ってしまい、美味しくなくなってしまうそうです。あと左手の動きが重要だそうで、左手の指の動きをしっかりコントロール出来ないと、美しい和菓子は作れないとのこと。よって左利きの人の方が上手なのだとか。左利きでなかったことを少し残念に思いながらも、麺棒で伸ばしたり型で抜いたり悪戦苦闘しながら、なんとか写真のような作品が出来ました。

こちらはタオルやエプロンも貸していただけるので、手ぶらで参加出来ます。皆さまも京都へおいでの際には、思い出作りにいかがでしょうか。
(写真はこちら:https://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/171031.html )