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お役立ち情報【2008/02/07】

2008年02月07日

(1)文部科学省によると、小学六年生の標準的な授業時間数とされる年間九百四十
五時間の授業を行っている学校は五・六%。九割以上の学校が標準より多い授業を
こなしていることがわかった。
 
(2)理科の授業時間数が大幅に増える。その反面、教師たちの忙しすぎる実態が
明らかになった。多くの教師は準備不足のまま授業に臨んでおり、それを早急に
改善することが今後の課題となってくる。
 
(3)高等専門学校(高専)は、大学や大学院を目指す学生のため、進学を念頭に
置いた教育を始めている。企業が求める資質を重視した指導も取り入れているが、
知名度の低さが各校共通の悩みとなっている。
 
(4)教育再生会議で、新組織を内閣に設置することが表明された。福田首相は、
教育問題に真摯に取り組むため、安倍内閣が掲げた教育再生を引き継ぐ考えを
強調している。
 
(5)岐阜県教育委員会は、公立校教員のICT(情報通信技術)活用力を高める
ため、研修支援プログラム、ICTスキルアップオンラインを利用することを決めた。
すでに六県市で採用し、四万八千人の教員、学生が参加している。
 
(6)静岡県内の高校卒業者数は、十二年前に比べて二六・三%減った。生徒が
減ったことで、高校再編が始まっており、「よい教育環境があることを積極的に
打ち出さないといけない」と関係者の危機感は強い。
 
(7)東京都は、都内私立高校の一般入試中間応募状況を発表した。中間倍率の
平均は二・一七倍と〇七年度を下回り、低迷が続いている。
 
(8)リクルートが開設したサイト「おしえるまなべる」は、先生としての個人と、生徒と
しての個人を仲介する、新しいコンセプトのサービスとして注目を集めている。今後は
提供エリアを全国に拡大していく。
 
(9)旭川医科大学の学生が設立した、こころとからだ総合研究所は、東京の学習塾と
組み、春期講習と食育を兼ねたツアーを実施する。勉強に集中できる生活リズムを
身に付けることもねらいとしている。
 
(10)ベネッセコーポレーションは、東京大学と共同開発した英語リスニング教材の無料
配信開始を発表。iPodなどに、仕事で使える重要表現や異文化交流に役立つ情報
などを配信する。
  
(11)NOVAが経営破綻した問題で、教育訓練給付金を受け取れなくなった元受講生に
対し、厚労省が認めた講座に通えば給付金を受け取れるようにする救済策が決定さ
れた。
 
(12)囲碁の日本棋院や日本将棋連盟が学習塾との連携に動き出した。囲碁や将棋の
イメージアップとともに、塾経営者は「保護者の理解が得られやすく、集客効果もある」
と話している。