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お役立ち情報【2008/04/09】

2008年04月09日

(1)教室で授業と関係のないおしゃべりをしたことがある子どもは七割、
勝手に席を立った経験がある子どもも二割近いという現状が判明した。
学ぶマナーの低下が指摘されて久しいが、現場の先生にとっては
厳しい状況が続いている。
  
(2)小学生の宿題が頻度、分量ともに増えている。現在、宿題を毎日
出している小学校教員は九四%、一日当たりの宿題の平均時間は
三四・二分。教員が、家庭での学習時間を重視する傾向が強まって
いることがわかる。
 
(3)小中学校で勉強につまずいたり、いじめで不登校になったりした
生徒らに「学び直し」の場を提供する公立高校が注目を集めている。
少子化が進む中、公立ならではの改革の一つの姿といえそうだ。
 
(4)小学校英語の教材『英語ノート』が試作された。『英語ノート』は
「聞く」「話す」に重点を置き、イラストが多く使われている。あいさつ
や自己紹介などを通じて英語でのコミュニケーションに慣れさせる
ことが目的だ。 
 
(5)NECは、教育機関向けeラーニング(ネットを使った遠隔教育)用
コンテンツの販売サイトを開設したと発表。語学やソフトウエア開発
などのコンテンツが用意されており、基礎学力や社会常識を効率的
に習得できる。
  
(6)国内の中高一貫全寮制学校や、早期に海外で生活する全寮制学校
が人気を集めている。勉強に専念できるうえ、寮生活を通じて生活
能力が高まると親は期待しているようだ。
 
(7)『学校裏サイト』を使った深刻ないじめや脅迫が増加している。原因
の一つとして、家庭での安らぎの喪失が挙げられている。親の愛情を
感じられない子どもたちが、外に矛先を向けているのが現状だ。
 
(8)競争が激化する難関大学群と、志願者減少に悩む大学群。大学の
二極化は同時に、難関大学に挑む層とそれ以外という、進学希望者の
二極化もあぶり出している。入試に頼らず、子どもたちの学習動機を
高めるにはどうすればいいか。大学全入は小中高校教育の本質的な
見直しをも迫っている。
 
(9)近畿地方の大学で、学生一人当たりの蔵書数は、文系大学が優位
という傾向が明らかになった。一位は天理大で、約五百三十六冊。各
大学ともに、注目を集める研究に予算を重点的に投入し、全体としては
書籍購入費を抑える傾向にあるようだ。
 
(10)NOVAの英会話事業を引き継いだジー・コミュニケーションが、教室数
を七百近くに増やす方針を明らかにした。収支状況は四月現在で黒字
傾向にあるようだ。