スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

「ハム」の時代

2016年11月02日  文責:川口

大学時代の友人と,久しぶりに大文字山(如意ヶ岳)に登りました。

日頃の運動不足を痛感していたので,
友人からの突然の誘いには二つ返事で応じました。

さて,その友人。
学生時代は,「体育会」という雰囲気はなかったはずなのですが,
最近では,やれ自転車競技に出始めた,だの
走り始めた,だのと,会うたびに変貌を遂げている,
ちょっと何を目指しているのかよくわからない人です。

今回は,「トレイルランを始めた」とのこと。
アップダウンの激しい山道を走る競技のようです。
ただ,彼は単に移り気な人というわけではなく,
スポーツをする根っこに,「身体の使い方を極めていきたい」
という思いがあるようです。
専門書もかなり読み込んでいるようで,
興味深い話をいろいろと教えてくれました。

聴いていると,自分が陸上や野球をやっていた頃とは
スポーツ理論も随分と変わってきていて,
身体のすべてのパーツを意識的に,
自在に働かせる方法に主眼が置かれているようです。
特に,基本となるのが走り方や歩き方ですが,
それがスポーツに限らず,日常の姿勢や動きにもあてはまり,
腰痛や肩こりの予防などにもつながる,とのこと。

彼の言う歩き方に従い,重心の位置であるとか
身体の後ろ側の筋肉を使うことなどを意識しながら,
ほぼインストラクターと生徒といった関係で,登頂しました。

山頂で噴き出す汗をひたすら拭く傍らで,涼しげな彼曰く,
「これからはハムの時代やねん」。
そのハムとは,ファイターズのことではなく,
「ハムストリングス」のことで,
大腿部の後ろ側にある筋肉の総称。
つまりモモの裏側の筋肉を
意識的にしっかり働かすことができれば,
より自然で無駄のない身体の動きが可能になるそうです。

早速,彼に薦められた本を読んでいます。
人間の身体はそれぞれ数百にものぼる骨と筋肉によって
構成されているということや,
個々のパーツを動かすということへの意識もなかったので,
目から鱗な毎日です。

どうも店員っぽい私

2016年10月18日  文責:川口

秋風が心地よく,
時に冷ややかに感じられる季節となりました。
皆さま,いかがお過ごしでしょうか。

さて,先日のこと。
スーパーの電器具コーナーで
乾電池を探していたところ,
一見したところ外国人の中年女性から
「スミマセン!」
と声をかけられました。

この電球…,と言いかけて気付かれたようで,
「あ,店員さんじゃありませんでしたね。
シツレイしました…」
と丁寧に詫びられました。

ほかの方がどうなのかは不明ですが,
スーパーなどでお店の人と間違われることはよくあって,
もはや最近は驚かなくなりました。

こうしたケース以外にも,
スーパーの焼酎売り場で思案していた際には,
「…この焼酎,どうですかね?」
と,傍にいた男性から意見を求められることがありました。

その少しご年配の方が
自分を店員と思って話しかけたのか,
同じ一般客としての意見を求められたのかは
定かでありません。

ただ,乞われたからにはと,自分なりの感想と
併せて尋ねられたお薦めの芋焼酎をお伝えしました。
「それにします。ありがとう」
男性は,その川口推薦焼酎を1本買い物かごに入れ,
レジへ向かわれました。

これは一体…,と
さすがにこのときばかりは少し呆気にとられました。
と同時に,お薦めする1本が本当にあれで良かったのか,
もっと飲み口の軽いタイプの方がお好みではないか,
果たして今夜の晩酌で喜んでいただけるであろうか,などと
さまざまな不安が胸に押し寄せました。

ともあれ,エプロンもしていないのに
他のお客さんからよく声が掛かるというのは,
「こいつは店員だ」的な何か,を醸し出しているのでしょう。
いや,「こいつは店員ではないが,意見してくれそうだ」的な何か,
かもしれません。

きっと,販売員としての素養があるということだ。
最近では,そう自分を納得させています。

冷たく美味しい穢れ落とし

2016年08月05日  文責:川口

本厄真っ只中の私・川口ですが,
念願の厄払いに行って参りました。

といっても,特別にご祈祷をお願いしたとかではなく,
下鴨神社の神事,「みたらし〔御手洗〕祭り」に出掛けてきました。

この「みたらし祭り」,この地に40年も居ながら知らなかったのですが,
土用の丑の日に,神社境内に湧くお池(御手洗池)に足をつけることで
心身共に清め,無病息災を祈るというお祭り。
別名「足つけ神事」とも呼ばれ,
夏に流行することの多かった疫病を避けるため,厄払いしたことが起源だそうです。
ちなみに,「みたらし団子」の形も,
この御手洗の水の泡からきているのだとか。
ん〜,まさに歴史都市・京都。

さて,「足つけ」とはいいますが,
実際は,池の端から端まで,ゆっくりと歩いていきます。
水位は,優に大人のひざ上あたりまであって,意外と深い。
火のついたお供えのろうそくを持ちながら歩くことになるので,
自分のように,肩まで浸かるであろう2歳児を抱え,
ビデオカメラも片手に,という観光スタイルは
まったくお薦めできません。神事です,あくまで。

しかし,この御手洗池の水のまあ冷たいこと!
空から容赦なく降り注ぐ太陽光とのギャップが
あまりにも大きく,子どもらはキャッキャと大興奮です。
(神事です…あくまで)

ろうそくをお供えし,池から上がると
「ひとがた」ならぬ「あしがた」に名前を書いて
神水に浸け,お宮にお参りすれば完了です。

神社境内には出店も多く,なかなか賑わっていました。
帰りには,みたらし団子をいただいて,
子どもらも自分も大満足の厄払いとなりました。

フォンからホンへの移行期??

2016年07月22日  文責:川口

前回に引き続き,スマートフォンの話題です。

皆さん,「スマホ」「スマホ」と言っているので
もしや…と不安になり,「スマート『ホン』」の語を
ウェブサイトで検索してみました。

その結果がこちら。

・スマートホン
約 1,490,000 件
・スマートフォン
約 69,700,000 件

「スマートフォン」の圧勝でした。安心です。
しかし,略すと「スマフォ」じゃなく「スマホ」となる。不思議ですね。
試しに,
「俺,『スマフォ』使わせてもらえるようになってん」
と言ってみたところ,
「気持ち悪い」と妻に一蹴されました。

そういえば,今やすっかり出番の少なくなった「テレホンカード」。
あれも「テレフォンカード」とは言わず,
NTTのサイトでも「テレ『ホン』カード」として紹介されています。
イヤホンもイヤホンであって,
ヘッドホンもヘッドフォンと呼ばない。

もしかすると,日本では「phone=ホン」と呼ぶ流れがあるものの
まだ新語の域にあるスマートフォンについては,
略称だけが先行して「スマホ」になったのでは?
どうでしょうか,この仮説。

「スマートフォン」よりも「スマートホン」がメジャーとなった暁には,
このブログを思い出していただければ幸いです。(笑)

スマートフォンに,驚愕と畏怖と

2016年07月08日  文責:川口

会社での連絡用に
スマートフォンを使わせてもらうことになりました。

スマートフォン。
プライベートでも持ったことがない私には,
便利という以前に驚愕の連続です。

すでにお使いの方にとっては,さして驚きでないのかもしれませんが
現在位置を地図で確認できるという
カーナビのような機能が圧巻でした。
地図上に,居場所がポイントで示されるだけでなく,
歩くとそれが連動するという,あれです。

試しに,少し走ってみました。
ポイントも速く動きます。
バスに乗ってみました。
ポイントはいっそう速くついてきます。
新幹線の車内で見てみました。
さすがに速すぎたのでしょうか。
ポイントは新幹線が発車してしばらくで,動きを止めました。
追跡をあきらめたようです。
しかし,途中駅に着いた途端,
ポイントがグイーンと一気に県境を越えて
見事に,停車中の駅を表示しました。

ジョージ・オーウェルの小説「1984年」の
「Big Brother」みたいだと思いました。

ご存知の方も多いかもしれませんが,これは
反体制派には容赦なく逮捕や拷問,粛清を行うような
架空の世界(一党独裁国)での話です。

そこでは,街中のいたるところに
マイクやビデオのようなものが仕掛けられ,
「Big Brother is watching you.(偉大なる兄弟があなたを見守っている)」
というスローガンが張り巡らされ,
個人の行動すべてが,常に監視されています。

この「Big Brother (偉大なる兄弟)」とは
党の指導者なのですが,実は誰も実体を見たことがありません。
国民は夜な夜な,彼が登場するモニターに向かって
忠誠を誓うがごとく叫んだり,敬意を払います。
虚像かもしれないその独裁者に
国民は恐れおののいているわけです。
読んでいて,冷や汗ものだったのを覚えています。

人が主体的に使うスマートフォンではありますが,
見ているつもりが,いつの間にか「見られている」かも…。
そんな感覚を覚える出来事でした。

掃除魔,岡崎に憩う

2016年05月09日  文責:川口

皆さまは大型連休,いかが過ごされましたか。
普段なかなか行けないところへ
遠出された方も多いのではないでしょうか。

私はというと,人ごみが苦手というのもあり
連休中,ほぼ家の中で過ごしました。
外出は,概ね半径2km圏内だったかと(笑)。
おかげで,長らく見て見ぬふりをし続けた天井の梁の掃除や
衣替えとそれに付随する着る・着ないの仕分け,
家財道具の収納状況チェックと
それに付随する要・不要の仕分けに廃棄と,
世話好きのお姑よろしく,家事に勤しみました。

長い休みに入ると,あれこれ手を出し
結局,どれも中途半端に終わって
やるせない気持ちで休み明けを迎える。
そんなパターンを繰り返していたので
同じ轍は踏むまいと心に決め,
今回は,「掃除」と「整理(廃棄)」に絞ったことも
功を奏しました。
連休前に会社の棚卸しがあったのですが,
家の棚卸しも済ませることができ,気分爽快です。

さて,疲れてきたり
子どもたちのお手伝いも遊びに変われば(すぐですが…),
さすがに外へお出掛けとなります。

半径2km圏内には平安神宮もあるのですが,
岡崎といわれるこの一帯は
近年,大掛かりな市の再整備が進みました。
平安神宮の大鳥居がまたぐ神宮道という道路を,一部,切り取り
プロムナード(遊歩道)にするなど,かなり思い切った改修です。

その日,ぶらぶらと岡崎へ行きますと,
芝生の広がるプロムナードでは手作り市が開かれていて,
子どもたちは大喜びです。
パン屋やラーメン屋,ワイン専門店などが
テントの仮設店舗で,お客さんの呼び込みをしています。
用意したシートを敷いて
買ったパンを食べながら人間観察などしていると,
改めて,外国人観光客の多さに驚かされます。
京都観光の中休みなのか
彼らもバックパックは脇へ置き,
ビールを片手に談笑したり,音楽に身を揺らしたり
思い思いに寛いだ時間を過ごしているようでした。

岡崎は,観光で訪れる方だけでなく
京都の人にとっても,非常に居心地の良い
憩いの場に生まれ変わったように思います。
平安神宮のほか,美術館や動物園も至近にあり,
一日をのんびりと過ごすにはオススメです。

蜜入りリンゴのひみつ

2016年03月29日  文責:野中

私はリンゴが大好きです。特に蜜が入ったリンゴを見ると,すごく嬉しくなります。

ところで,蜜入りリンゴがなぜ「甘くておいしい」といわれ人気があるのか、これまで説明できていなかったそうです。
蜜入りリンゴは,蜜無しリンゴに比べて,糖類の量や甘味度は必ずしも高くはないそうなのです。

それが,最近になり,その理由が香りにあることがわかったそうです。
蜜入りのリンゴには、香り成分であるエチルエステル類が多く含まれており、これらがリンゴの風味を強め、おいしさを高めるとのことです。

味覚は,舌だけで味わっているわけではないんだな〜と改めて思いました。
こうして,リンゴのことを考えている時間も,あのリンゴの美味しさを想像し,幸せな気分になりました。

子どもの成長に唸る

2016年03月24日  文責:川口

一月は行く,二月は逃げる,三月は去る,
とはよく言ったもので,
つい先日,入園式を迎えたと思っていた長男が
はや,年少組を終えました。

「いきたくなーい…」
とぐずぐず,メソメソを連発していたはずが,
「24じかん,ようちえんだったらいいのにー」
とのたまう今日この頃。

いろいろとダイナミックな変化が大きい一年で,
週末,ゲストのように現れる立場としては楽しかったのですが,
イヤイヤ期を邁進する一才の長女ともども
べったり相手をする妻にとっては
なかなかハードな一年だったかと思います。

そんなある日,
風呂に入れていた妻に長男が,
「いちねんかん,まいにち
おべんとうつくってくれてありがとう」
と,唐突に言ったとか。

幼稚園でそう教わったのかは知りませんが,
(や,やるな…)と思いました。

照れもあったりで,できそうでなかなかできない
感謝の言葉。
それを実践した長男が,少し眩く感じました。

近くの河川敷では,早咲きの桜が
人々の目を楽しませています。
また,新しい一年が始まります。

ヒジキの衝撃

2016年03月07日  文責:野中

2015年12月に公表された日本食品標準成分表の改訂版では,ヒジキに含まれる鉄分が大幅に減ったそうです。

「鉄分の王様」とも呼ばれるヒジキですが,100グラムあたり55ミリグラムあった鉄分が6.2ミリグラムと、9分の1になったそうです。
その理由は,原藻を煮熟する際,以前は鉄製の釜であったのが,最近はステンレス製の釜が普及したため、鉄分が少ないものが流通しているとのこと。

鉄分以外の栄養が豊富なのは変わりがないそうです。
私は,子どもの頃からひじきが大好きなので,変わらず食べ続けるとは思いますが,鉄の釜を使うことで,「王様」と名付けられるほど鉄分の量が増える,ということに驚きました。

第一次父親ブーム(再来)

2016年03月03日  文責:川口

親馬鹿を承知で言うと,
一歳の娘の「おっとん熱」が,最近すごいです。

誇張ではなく,自分の立場が
彼女の好物である味噌汁や納豆を抜き去り,
頂点に立ったような勢いを感じます。

具体的言動に見られるところでは,
1.毎朝,半笑いで「おっとん!」と繰り返しながら起こしに来る
2.帰宅後,私をいちいち指しては「おっとん!」と言う
3.風呂で顔芸をした日には100%ウケ,「もいったい!(もう一回)」と激しくリクエストされる(ので極力しない)
4.一時保育に行く朝は,妻の自転車で「おっとーん!!」と泣き叫びながら連行されていく
など。

今までは,妻がいれば自分は無視の対象。
急に脚光を浴びるような形となり…
ん,この感覚,どこかで味わったような??
と思ったのですが,ありました!息子のときにも。↓

「第一次父親ブーム」 2013年07月16日
http://tsumugi00.sakura.ne.jp/blog_staff/2013/07/

自分で改めて読み返して
年齢のうえでもちょうど同じ時期だということに
驚きを感じます。

「父親ブーム」は,どこかのタイミングで
到来するものなのかもしれませんね。

息子のときと比べて,彼女には勢いがあるので
ほどほどに相手をしていますが,
今回も,しばらくはこのブームに浸ってみようと思います。