スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

「どくとるマンボウ」

2011年10月31日  文責:石井

作家の北杜夫さんが亡くなりました。

私は別に愛読者でも何でもないのですが、出張の多いこの時期に、はるか昔に読んだ「どくとるマンボウ航海記」を引っ張り出して再読していたところ、まさにそのページをめくっている瞬間に、訃報に接しました。

そういう偶然はこれまでも時々あって、例えばジョン・コルトレーンの「マイ・フェイバリット・シングス」という曲を聴きながら小説を読んだら、曲が流れてきた途端に小説の中で、その曲の解説が長々と展開され、唖然としたことがあります。

何事もなければ特別記憶に残らないようなことも、一つのタイミングの違いで生涯自分の中に刻み込まれることがあります。

これは、『どくとるマンボウを刻み込んでおけ』という何かの計らいなのでしょうか。

ともあれ、ご冥福をお祈りいたします。

宝くじを当てる

2011年10月28日  文責:塩原

宝くじで2億円以上当てた方お二人にインタビューするという
企画の番組を見ました。

賞金を受け取る際のやり取りは別室で行われるそうです。
お一方は振込にしてもらったそうですが、もうお一方は現金で受取り、
自宅で記念撮影したそうです。

その写真には、お台場のフジテレビ本社ビルのようになった札束が
写っていました。
いったい何に入れ、どうやって運搬したんでしょうか。

ところで、興味深かったのが、宝くじを当てるコツ2つが出演して
いる2人に共通していたのです。

1つめは、縁起の良い数にこだわるということ。
お一方は四つ葉のクローバーから「4」にこだわると言い、もう
お一方は運命数を生年月日から割り出しているそうです。

2つめは、販売員が笑顔のお店を選ぶということ。
今後宝くじ販売店の店員さんは、笑顔をチェックされる率が高まる
ことでしょう。

親子2代で使うもの

2011年10月24日  文責:石井

先日帰省した際、自分が2,3歳のころに使っていた「ひらがな」をおぼえる積み木を持ち帰ってきました。
兄から使っていたので、かれこれ40年は昔のものです。
きょうびのプラスチックや合成素材とは違い、昔のおもちゃはとても頑丈にできていますね。

イラストがまた味があって良いのです。「ん」は今はもう絶滅したと言ってもよいダイヤル式電話、「る」は「るりかけす」、「よ」は「よめな」。
ひらがなを覚えるはずの積み木に「瑠璃橿鳥」(鳥の絵です)、「嫁菜」(花の絵です)をチョイスしてくるあたり、今とは決して交わらない、昭和40年代の匂いがプンプンします。
当時の子どもは、ルリカケスやヨメナを見ながら育ったのでしょうか。

ともかく、2歳になった息子が、かつて自分が遊んでいた積み木で「あ〜」「き〜」などと大声をあげているのを見るのは大変うれしいものです。

トイレットペーパー巡り

2011年10月21日  文責:塩原

最近、久しぶりにトイレットペーパーの在庫が1セットを切りました。

これまで知り合いの方からの頂き物のおかげで、購入することなく
過ごしてこれました。
久々の購入のため、私のトイレットペーパー価格情報はゼロの状態。

在庫が切れる前に、近所のドラッグストアを周り、情報収集する
ことにしました。
数店舗回ったところでだいたいの価格の目安がわかってきました。
そんな折り、幸運なことに偶然開店したてのドラッグストアを発見
しました。
これはオープニングセールをしているかもしれないと、店内に
進むと、まさにトイレットペーパーが安価で販売されていました。

当然購入を決め、その会計の際、レジで広告を渡され
「明日からオープニングセールを行いますので、よろしくお願いします」
と言われました。
本格的なオープニングセールは次の日からで、トイレットペーパーが
日替わりの格安商品として2回登場するようです。
1日お一人様1個までなので、これは2日間とも通うべし!
私がお店に行けるのは夜なので、売り切れてしまう可能性も大です。

当日ドキドキしながらお店に行くと、売れ残っておりました〜!
結局無事3セットの在庫が一気にでき、当分安心です。

何だかトイレットペーパーのことばかり考えた一週間でしたが、
ワクワクし、達成感もあり、楽しかったです。

お弁当の工夫

2011年10月19日  文責:小泉

毎週末、お弁当のおかずをいくつか作り置きして、朝に詰めるというのが
日課になっています。
しかし、毎日のことになると、おかずのレシピにも限界が出てきます。
通常の料理と違い、日持ちするようなもの…と思うと、幅も狭くなります。
 
そこで新しいレシピを考えるのも重要ですが、既存のおかずにいつもと違う
工夫を加えてみてはどうだろうか、と思いました。
例えば、卵焼き。
オーソドックスにだし巻きか、砂糖の甘いものかに偏っていましたが、
別の調味料にしてみました。
美味しかったのはマヨネーズ。マヨネーズにすると、塩気がまろやかになり、
いつもよりふんわりと仕上がる気がしました。
あとは変わり種でナンプラー。私はそもそもナンプラーが好きなので、
独特の香りと風味が癖になりそうです。
 
小さなことですが、常に新しいものばかりを追い求めるのではなく、
角度を変えて今あるものに変化を求めることも大事だなと思いました。

工事現場のカエル

2011年10月14日  文責:塩原

最近、工事現場のバリケードとしてカエルが立っているのを見かけます。

なかなかユーモラスでいい感じだなあと思っていましたが、先日、
テレビ番組でこの話題がピックアップされていました。

カエルの他にも、シカ、サル、ゾウなどいろいろな種類があるそうです。
このようなかわいらしい動物バリケードにしたところ、工事によって
引き起こされる渋滞などに対する苦情がなくなったそうです。

最近は「ご当地動物」も登場しているとのこと。
一番私が気に入ったのは、沖縄県のシーサー。
可愛いうえに魔よけの威力もあって、一石二鳥だと思います。

しまなみ街道サイクリング

2011年10月12日  文責:小泉

連休を利用して、しまなみ街道でサイクリングをしてきました。
しまなみ街道とは、広島県尾道から愛知県今治までの道のことです。
島から島へと渡っていくコースなのですが、ここはサイクリングロード
としても広く知られています。
 
天気にも恵まれ、のんびりと主に因島から生口島を走りました。
きつい坂道もありましたが、海沿いの景色がとてもきれいで、疲れは
さほど感じませんでした。
また、レンタサイクルの自転車の性能が良かったということも大いに
関係しているのでしょう。
私は普段、中古で買った満身創痍の自転車に乗っているので、今回の
自転車の乗り心地の良さにびっくりしました。
ギアも8段階搭載!やはり自転車に多少なりともお金をかけることは
大事だな…と痛感しました。
 
自分の足だけで移動するのは限界がありますが、自転車は風景も変わり
行動範囲も広がります。
これを機に、本格的にサイクリングを始めようかなと思っています。

無料体験教室

2011年10月07日  文責:塩原

駅で声をかけられました。
「今、アンケートに答えてくださった方にプレゼントを
しています。よかったらいかがですか?」
アンケートの内容は、エクササイズ・お菓子作り・パン作りの中で
一番興味があるものを問うものでした。
パン作りに○をすると、係のお姉さんは
「今、料理教室の体験授業に予約していただけると、その体験が
無料になるチケットをプレゼントしています。
ご都合は土日と平日だったらどちらがよいですか?」ときました。

「ちょっと予定がわからないので、家で確認して日程があうようなら、
こちらから電話してもいいですか?」と聞くと
「この場で予約しないと無料にはならないんです。一旦予約して
も、その後キャンセルできますから。」

あまりに急激で強引なお話しに、お断りをしました。
後で冷静に考え直してみると、特に問題のない話のように思えてきたので、
再び会場に出向き、体験教室の予約をしました。

当日、パン作り自体は大変面白く、魅力的に感じたのですが、
とにかく入会させてしまおうとする、営業トークに参ってしまいました。
せっかくよいことをお勧めしているのに、もったいないと感じました。

モリのアサガオ

2011年10月05日  文責:小泉

最近、友人から薦められた漫画があります。
『モリのアサガオ』という「死刑」をテーマにした青年漫画です。
右も左もわからない新人刑務官と死刑囚の心の交流を詳細に描いて
います。
 
心温まる場面もあるのですが、内容は終始重く暗い雰囲気を醸し出して
います。
綿密な取材を基にして作られた設定なので、読み手にもリアリティが
伝わってくるのです。
死刑囚の性質は様々です。心の底から自身の罪を悔い改めている者、
まるで罪悪感を抱かずに普通の日常を送っている者…。
しかしどんな罪人にも待っている結末はただ一つ「死刑」なのです。
 
正直、もうこれ以上見たくないという展開も多々あります。
ですが、遠いようで実は身近な「死刑」というテーマを避けては
いけないような気持ちにもなります。
ご興味のある方は、是非一度お読みになってみて下さい。