スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

田作り

2015年12月16日  文責:野中

もうすぐお正月ですね。
おせち料理を手作りすることに憧れるものの,一度も作ったことがない私。

今年こそは一品くらい作ってみようかと考えていたところ,商店街で田作り用のごまめが数量限定特価で販売されていました。

田作りならあまり手も込んでいないし,栄養も満点。私も大好きです。
数量限定ごまめが売り切れる前に購入しようと,ごまめをレジに持って行くと,店員さんに
「くるみはよかったですか?」と聞かれました。

あまりに唐突な質問に,いいくるみでも入ったのかな?と考えていると
「田作りにね〜,くるみ入れると美味しいんだよ。うちはずっと胡麻でやってたんだけど,くるみにしてみたら美味しくて,もうやめられなくなっちゃった」とのこと。

いいことを教えてもらって嬉しいものの,くるみは高価だしなあ,と迷っていると,
「お家にくるみがあったら,試してみてね!はい,田作りのレシピも一緒に入れておくね」
と,とてもやさしいお気遣い。いい気持ちでお店をあとにしました。

アドバイスのような,役立つ情報を提供してくれつつ,押しつけがましくもない。またこのお店を利用したいと思うと同時に,私も見習いたいと思いました。

国産飛行機への思い

2015年12月07日  文責:川口

2006年9月。
唯一の国産飛行機だった「YS-11」のフライトに
両親と搭乗しました。
九州から出てきた両親にとっては
思い入れのある飛行機だったようで,
その月いっぱいでの退役が決まっていたYS-11の便に乗れるよう
旅程を組んだことを覚えています。

座席は翼の近くだったのですが,
その翼には何重にもテープがグルグル巻きにされており,
シート自体にもほつれが目立ったりして,
まさに「満身創痍」といった状態。
静音性に優れた最近の飛行機では考えられないほど
重厚なエンジン音を響かせて離陸した際は,
がんばれ!
と,つい拳を固くしました。

あれから9年あまりが経った先月。
三菱航空機が製造を進めてきた
国産の小型飛行機「MRJ」が初の試験飛行を終えた
というニュースがありました。

「ものづくりニッポン」にあっても
飛行機だけは作れない,
と言われてきたなかで,
とうとう国産機が空を舞ったというその報道に
胸躍りました。

LCC(いわゆる格安航空会社)の台頭で
空の旅が身近になったといわれる昨今ですが,
人生の節目や法事などでお世話になってきた飛行機は
自分の中では,今も特別な乗り物です。

MRJの運行開始は2017年とのことで,
今度は三世代で搭乗できればと思いました。