スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

築地銀だこ

2014年11月25日  文責:塩原

京都でも,あちこちで見かけるお店「築地 銀だこ」

もともとは,スーパーの敷地内で始めた「粉もの屋」でしたが,
作り置きをしていて,味もいまいちで,経営不振だったそうです。

その後,商品をたこ焼きに絞り,社長さんが全国のたこ焼きを食べ歩い
て,現在の味にたどり着いたのだそうです。

売上は順調に伸びたものの,店舗数が増えるにつれ,たこの調達が
難しくなったとのこと。そこで,商社まかせであったたこの調達を
自社で行うようにしたそうです。
さらに,世界初,たこの養殖体制も整えているとのこと。

「銀だこは、たこ焼きに絞り込んで自ら退路を断ったので、逃げ道がな
かった。逃げ道がないからこそ、タコの調達など、常識にとらわれず
創意工夫ができたのだ」と,番組は締めくくられていました。

驚いたのは,「築地 銀だこ」が生まれたのは,群馬県ということ。
築地には社長さんが毎日足を運び,一時仕入れもしていたことから
名付けたそうです。

「銀」の字にも,いつか銀座に出店したいという思いが込められているそう。
社長さんの向上心が,その名に表れているような気がします。

山の上の幼稚園

2014年11月18日  文責:川口

息子も来春から幼稚園に通う歳になりました。

「事前に見学には行った方がいいよ」
と諸先輩方から助言をいただいていたので,
可能な限り,見学会や説明会にお邪魔しました。

やはり,「百聞は一見に如かず」ですね。
良いも悪いも,口コミどおりでないところがいろいろあり,
自分たちの目で見,園長先生や保育士さんと話せたことは有意義でした。

2つの園に絞ってから,
最後の最後まで散々迷った挙句に選んだ幼稚園は
山の上にある幼稚園。
自宅からは少々離れますが,
なにせ森のなかにあるので環境は抜群です。
見学会の時も,拾ったどんぐりで楽器を作ったりしました。

特筆すべきは,徒歩での通園。
園児たちは,5つほどのルートから
引率の保育士さんに連れられて,山道を登ります。
時間にして30〜40分でしょうか。当然,毎日です。
見学で行く幼稚園に,息を切らしながら辿り着いたのは
後にも先にもここだけでした。
(歩くのが好きな息子は楽しんでいましたが…)

昔では当たり前だったのでしょうが,
「歩いて通園する」ことの意義を園長先生から聴いて
息子に合っているように感じたのも決め手となりました。

今は,子どもが幼稚園でのびのび過ごせるか,という心配以上に
催し事に参加できるよう体力をつけないと…と感じています。

日本のお土産

2014年11月13日  文責:塩原

円安の影響で,外国の方々が日本へ来て,たくさんの買い物をされている
そうです。

何を買っているのかというと,招き猫や,湯飲み,お箸などといった
日本の文化を象徴するようなもののほか,赤ちゃん用品や,使い捨て
カイロといった実用品。

食べ物では,スルメ,日本茶,おせんべい。なかには「うまい棒 コ
ーンポタージュ味」とこだわっている方もいました。

テレビでインタビューを受けているフランスの方は,「日本製の化粧
品がとてもいい」と大絶賛していました。

余りに買いすぎて,スーツケースに入りきらなくなり,スーツケースを
買い足す方もいるとか。

海外の珍しいものも良いですが,日本製のすばらしさも忘れてはいけないな
と思いました。

統計資料という読みもの

2014年11月07日  文責:川口

現在,来年発売予定の「時差・資料問題の達人」の
編集作業に取り組んでいます。

資料で確認をとることも多く,
特に統計資料の類には,お世話になりっぱなしです。

また,仕事で使うことがなくても,
統計資料は,純粋に面白いものが多いです。
例えば,「データでみる県勢」。

これには,各都道府県の主要な生産物が
載っているのですが,
我が京都府では
「ちりめん」「既成和服・帯」「うちわ・扇子」が
全国でも1,2位のシェアを誇り,
まさに「伝統産業のまち」といった様相です。

「公害計測器」と「分析装置」も全国一の生産量のようで,
渋いなぁ…と唸ってしまいました。

驚いたのは静岡県のピアノ。
そのシェア,「100%」。
国産ピアノは,すべて静岡産なのですね。

学校では習わないようなミクロな,マニアックな情報が満載で
そこが統計資料の魅力だと思います。