スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

天皇陛下と美智子様

2013年06月28日  文責:塩原

おつかいに行こうと道に出ると、風変わりな格好の男性が立っていました。
「不審者!?」と思いましたが、堂々と立っているし、道を変えるまでも
ないかなと思い、進んでいくと、男性が私に近づいてきました。

かなり警戒体制の私に、男性は
「天皇陛下を、見に来られたんですかね?」
「へ?天皇陛下、来られるんですか?」
「そうですよ。もうすぐ。」
「え!?せっかくだから、お待ちします。」
「そうしたら、こちら側は反対側になってしまうので、渡った方がいいですよ。」
「ありがとうございます。」
男性は、警護の方だったようです。

横断歩道に向かう私に、男性は
「急いだ方がいいですよ!」と叫んでアドバイスまでくださいました。
無事、反対側に渡ると、待ちかまえる方々のほぼ全員がみんなカメラを構えています。
私も思わず動画を撮ることにしたのですが、初めての撮影で見事に失敗してしまいました。

その夜のニュースで、有名なサッカー選手であるベッカムに殺到した中国人が将棋倒しに
なり、負傷者がでたと報じられていました。何としてもベッカムをカメラに収め、ブログ
などで公開しようという思いが強いためだと解説されていました。

ふと、自分の行いを省み、ご挨拶してくださっている方に、有名な方だからとカメラを
向けることが、ちょっと失礼なことに思えてきました。

今後は、しっかりと手を振り、思い出を残そうと思います。

一時保育

2013年06月25日  文責:川口

妻が,週に数回,外で働きに出ることになり
子どもを保育園に預けることになりました。

といっても常時ではなく,祖父母が面倒を見れない
ときのみの一時保育です。
(知らなかったのですが,保育園には一日だけでも
見ていただける一時保育というシステムがあるようです)

「デザインあ」と三度のごはんが大好きなことは把握して
いましたが,果たして,他の子らとうまく遊べるのか,
妻と離れ離れになって泣き続けるのではないか
といったことは,少々心配でした。
が,一時保育のあった日の園での様子が書かれた
先生のコメントを見て唖然。

「初めてではないような落ち着きっぷり」
「園のおもちゃでいっぱい遊んで,お歌の時間はノリノリで踊っていました」
「食事は完食。『おいしい』と言っていました(笑)」

保育園を存分に満喫していたようです…。
本人に「楽しかった?」と訊くと,
「しぇんしぇ,しぇんしぇー(先生)」と嬉しそうに手を叩いており,
かなり楽しかった模様。

ちなみに,今まで家のごはんで「おいしい」
などと言ったことは一度もありません。
その点だけ少し気になりましたが,
環境が子どもを変えるのだなと,いいように解釈しました。

お麩のみそ汁

2013年06月21日  文責:塩原

お土産で変わったおみそ汁をいただきました。

箱の形をしたお麩の中に、乾燥した具が入っていて、
そのお麩を割り、付属のおみそをあわせてお湯を注いで作ります。

存在は知っていたのですが、実際に食べるのは初めてです。
とても美味しくて、気に入ってしまいました。

いただいたその商品自体は高級品で、高嶺の花の存在ですが、
お麩だけなら、私にも買えそう。早速お店に見にいくと、
お麩にもいろいろな種類があり、迷ってしまいました。

「きょうふのみそしる」(今日麩のみそ汁と恐怖のみそ汁)
という冗談でおもしろがっていた幼少期、母が作るおみそ汁にお麩
は入っていなかったので、現実味がありませんでしたが、今になって
実現してしまいました。

父の日ドライブ

2013年06月17日  文責:川口

かーちゃん,とーちゃん
あっち,こっち
うん

この辺りの言葉を使えるようになった息子に,
クルマで,とーちゃんとじーじの家まで行く?
と聞くと,「うん,うん」の返事。
行き先は小一時間かかる我が実家。
用事のある妻を残し,初となる一歳児との二人きりのドライブに
少々不安はありましたが,思い切って出掛けました。

道中,必須アイテムである子ども用CDが読み込み不良で全く使えず,
ルームミラー越しに微妙な替え歌をうたうなど
ご機嫌を取るのになかなか必死だったのですが,
恐らく,その頑張りとは無関係にいつの間にか眠ってくれ,
無事,実家に到着。

父の日ということでお祝いを兼ねて訪ねたのですが,
うっかり手首を骨折し不便な生活を送っている母親にも
孫の元気な姿を見せることができ,良い激励にもなったようです。

遊び疲れたのか、帰路は出発直後から眠りに落ち,
二人きりの初めての長距離ドライブは事無きを得ました。

実家の両親にとっても,自分にとっても,
良い父の日になったと思います。

修学旅行

2013年06月14日  文責:塩原

一回り年齢が上の方とお話ししているなかで、最近の子どもたちの話題になりました。

「最近の子どもって冷めていますよね。」
「あー、そうですよね。」

「修学旅行も、あまり楽しみじゃないっていいますもん。面倒だし、早く帰りたいって
言うみたいですよ。私は修学旅行がすごく楽しみだったし、家に帰りたくなかったくらい
だったのに。」
と私が言うと、

「えっ!?修学旅行楽しみだったの?」
と相手の方に驚かれてしまいました。

「はい。すごくテンション上がっちゃいました。」
「本当〜?全然楽しくなかったよ〜。」

意気投合かと思った冒頭とは全く逆の結末で、話が終わってしまいました。

でも、後で考えてみると、私が家に帰りたくなかった修学旅行の行き先は京都でした。
自分のど田舎にはない、華やかさに驚き、憧れた記憶があります。

話し相手の方のお住まいは京都。華やかな雰囲気になじんでしまって、今さら観光地に
行っても、それほどの感動はなかったのかな、と思いました。

デザインあ展

2013年06月03日  文責:川口

息子が偏執的に愛するテレビ番組
「デザインあ」の展覧会を見に,東京へ行ってきました。
一歳にして,六本木デビューです。

子どもだけでなく,大人も楽しめる番組とあって
会場は我々のような親子連れ以外にも
美大生風や,大人同士の姿も多く目につきました。

小道具などの展示物には興味がない
というわけでもなさそうでしたが,
番組でお馴染みの音と映像が壁に投影される部屋に
息子は釘づけでした。

とてつもない大きな箱の中で,音と映像の波に覆われる感覚。
彼にとっては,
テレビの中に入ってしまった
という感じなのかもしれません。
他の子たちのようにキャッキャ言うでもなく,
不思議そうな目で,少し頬を赤らめ,
形や色彩の変化にじーーっと見とれていました。

普段,悪ふざけをしてはケラケラ笑って
怒られてばかりの彼ですが,
こと「デザインあ」となると一変するので,
これだけ好きなものがあるというのは良かったなぁと
しみじみ思いました。

余談ですが,行きの飛行機の隣りがガタイの良い男性で
子どもをよく可愛がってくれました。
男性曰く,
「ウルトラマンギャラクシー」で隊長をしている
とのこと。
芸能関係には疎いのですが,あとで調べると
小西博之さんという俳優でした。

「ウルトラマン見せてる? まだ早いか。
でも,男の子はみんな通る道だからね,ヨロシク!」
そう言い残して席を立った隊長。
楽しい思い出になりました。