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「ドクター森」の塾経営クリニックNo.4

2008年03月06日

Q)4月から独立開業を予定していますが、塾名をどうすべきか悩んでいます。塾名によって集客は変わるのでしょうか。

  
A:ネーミングはマーケティングの中で重要な要素です。昔から「名は体を表す」と言うように、人は名前から受ける印象に大きく左右されます。

 一昨年の6月に大手塾を退社して独立開業した先生がいます。当初は自らの苗字をそのまま塾名にした「田村塾」(仮名)を予定していました。開校のご相談を受けた私が一番に行なったアドバイスは「塾名を変えること」でした。もちろん「河合塾」のように、すでに広く浸透した名前ならば問題はないのですが、新開校の場合、地域の期待感を喚起させるようなネーミングの方が有利です。田村塾は「進学塾サクセス」として開講し、大成功を収めています。
 
 あなたの理念、塾の性格を現すネーミングを考えてください。商品(授業・講師等)が最重要なことは言うまでもありませんが、それを早く正確に伝える手段としてのネーミングは疎かにできません。例えばコース名、講習名等も一度見直すことをお勧めします。人材募集に悩んでいた葬儀屋が「セレモニー・アドバイザー募集」で多くの応募を獲得した事実もあります。