つむぎのお役立ち情報

「ドクター森」の塾経営クリニックNo.5

2008年03月06日

Q)1月に退塾者が続出しました。開校3年目にして初めてのことで戸惑っています。対応の方法を教えて下さい。

 
A:まず、退塾の原因を分析して対応する必要があります。想像するに、開業時の緊張感が少し欠如?してきたのではないでしょうか。
 
 一般的に言って「客離れ」の原因は「忘れる」「飽きる」「卒業する」です。塾の場合、「忘れる」ことはないでしょうし、「卒業する」は避けられません。そこで問題になるのは「飽きる」です。これは「お客側」だけではなく「店側」(塾)にも起こりうる現象です。開校3年目、知らず知らずのうちに惰性に陥っていなかったか、振り返ってみてください。
 
 対処としては次の2つが必要です。
  1 止血 退塾者の家庭へお詫びレターを送る。
  2 回復 小さな変化を実行する。
      (例)・教室レイアウトを変える
         ・メッセージポップを張り出す
         ・掲示板を一新する
 
 常に塾が変化している様子を形で表すことです。そのことによって「飽きる」現象を抑えます。これは塾生だけでなく、あなた(スタッフを含む)が「飽きる」ことを防ぐ目的もあります。
 
 今回のことを教訓として、より良い塾作りへ邁進してください。数年後、「あの時は困ったけれど、お陰で良い塾に進化できた。」と笑い話に出来るときが必ず来ます。頑張ってください。