つむぎのお役立ち情報

「ドクター森」の塾経営クリニックNo.15

2008年03月06日

Q)森先生、お世話になっています。この春は以下のスケジュールで3回広告を打ちました。

 2/3(土)及び2/14(水) ニュース○○の塾特集 メッセージ入り2回
 
 *ニュース○○というのは毎週2回 4大新聞紙に市内全域に折り込まれるタウン誌です。固い記事が多く、この時期、○○センターさんは毎号といっていいほど、1面広告を出しています。掲載時には保護者の方から「載ってましたね。」と声をかけられました。
   
  3/8(木) リビング新聞に広告掲載
 
 今回、あえて新聞折込チラシはしませんでした。理由は昨年9月からタウンページに広告を掲載したところ、11月までに14件以上の問い合わせ、入塾者も10名ほどあったためです。通塾者の住所もこれまでの折込エリア以外の広範囲でした。
 そこで、今回は狭い範囲にチラシをまくのではなく広域である地方紙に目をつけました。しかし、今日(3/13)までに問い合わせ件数はゼロです。
 何が原因でしょうか。
 
 
A:マーケティングには「遠・中・近の法則」というのがあって、バランスよく告知をすることが必要です。 「遠」の代表はテレビコマーシャルです。
 企業のイメージを高める効果があります。「中」の代表がタウンページや情報誌に当たります。以前もお伝えしたかもしれませんが、デジタル全盛の現在では、アナログのタウンページは効果的です。保護者世代ではネットを使えない方が結構います。そんな時、頼るのはタウンページです。「近」の代表がチラシであり看板です。これらを有機的に組み合わせ、最も効果的なバランスを模索し続けることが必要です。
 
 この塾の場合、チラシを回避したことが致命傷になっています。タウンページが好調だったからチラシを回避するというのは飛躍しすぎですね。チラシは、たとえ反応がなくても撒き続けるべきです。(もちろん、反応の高いチラシを作ることは大事ですが。)
 
 秋は塾のチラシが折り込まれることが少なく、情報を求める人がタウンページを見ましたが、今のように毎日塾のチラシが折り込まれている時期は、タウンページを見る必要がありません。また、認知度から言っても、タウン誌広告よりはチラシの方が勝っています。たかがチラシ、されどチラシです。チラシを軽視すると失敗します。