つむぎのお役立ち情報

「ドクター森」の塾経営クリニックNo.18

2008年03月06日

Q)現在、高校生部門の映像教材導入に関して結論が出ていません。○○の新しい映像教材のパンフレットもただ今請求中で、今日か明日にでも届く予定ですが…。

 以前お聞きした、△△、□□、共に担当者に会って実際に見せてもらいましたが、一長一短が有って本当に結論が出せないで、ここまでズルズルきてしまいました。夏期講習会からの本格導入がラストチャンスですので、どうかアドバイスを賜りたく存じます。究極の“形式知”なので本当に困っています…!
 
 
A:決断力は経営者にとって最も必要な能力です。人間、複数の道を行けないのであれば、選んだ道で成功するように努力するしかありません。経営とは決断の連続です。成功と失敗を繰り返しながら学んでいく(勘を磨く?)しかないのです。
 
 本当に迷うほど内容に優劣がないのであれば、費用対効果を考えて選択してはいかがでしょう。簡単に言えば「安い方を選ぶ」ということです。しかし、実際は塾の指導方針、理念と照らし合わせれば自ずと答えは出てくるはずです。
 
 決断は早く!遅くなればなるほど形式知は劣化していきます。特に、映像教材の場合、導入後、試用期間(運用方法を企画する期間)がどうしても必要です。また、告知徹底する時間もいるでしょう。夏期講習から導入するには「今」決断するしかありません。
 
 ○○と△△と□□。どれが良いかを決めるのは先生です。私はその3つとも「ある程度の内容」は知っていますが、「あなたの塾」を知りません。ですから、私には「これが良い」という資格がありません。冷たい言い方で申し訳ないのですが、今、あなたの経営者としての資質が試されています。