つむぎのお役立ち情報

「ドクター森」の塾経営クリニックNo.20

2008年03月06日

Q)いつもお世話になります。先日は講演会ありがとうございました。
 実はその日、下記のような電話が塾に入りました。結局、先方の申し出は断ったのですが、今までで経験のないことでしたので、びっくりしてしまい、本当に良かったのかどうか、迷っています。アドバイスをお願いできないでしょうか。

【先日の電話】
 夜、7:30ぐらいに、大阪の○○ジャーナルという会社から電話があり、当塾の取材をしたいとの申し出がありました。大阪の会社がなぜ?と聞いたところ、○○県の地元に密着した進学塾の取材をしたいと思っている。そこで、電話でアポをとり、OKをもらい、芸能人(俳優)と担当者、カメラマンと出向き、対談形式で取材をし、A4の紙面半分の記事を載せたい、とのことでした。当塾をどうやって調べられたのですか?と尋ねたところ、○○ジャーナル独自の情報網で調べた結果とのことでした。
 
 そして、3人の交通費+紙面掲載料を全部で7万円になりますが、どうでしょうか?ということでしたが、胡散臭そうだったので断ったのですが、こういう場合、申し出は受けた方が良かったのでしょうか?
 
 
A:ご質問の件ですが、昔からある古典的ビジネスです。まだやっているのですね。売れなくなった?タレントを使って、商売をしています。
 
 その雑誌が一般の人の目に触れることはありません。まあ、紙面のコピーをとって、教室に飾るくらいのものでしょうか。ちなみに「独自の情報網云々」は嘘です。多分、リストを片手に片っ端から電話を掛けています。
  
 確かに芸能人との対談は魅力的に見えますが、費用対効果については「?」ですね。7万円掛けるのでしたら、手作りチラシを1回折り込んだ方がマシだと思います。評判は地道な努力で作りましょうね。