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お役立ち情報【2014/5/27】

2014年05月27日

(1)
 学研塾ホールディングス(東京・品川)は学習教材のデジタル化を本格
的に始める。教材を開発・販売するベンチャー企業、タマイインベストメ
ントエデュケーションズ(同・新宿)と10月にも新会社を設立。来年度
をメドに学研が得意とする理科の分野の教育コンテンツ(情報の内容)を
電子化してインターネット経由で配信する。

(2)
 タブレット(多機能携帯端末)などを使って小中高校生の勉強を支援す
る取り組みが注目を集めている。交流サイトなどの運営企業がけん引し、
学習結果から得られる膨大なビッグデータを基に問題正答率などを分析、
質の高い問題を作成するため常に改良を加えている。一斉授業よりも個別
指導が人気となる中で発展し続けるIT(情報技術)学習の現場を探った。

(3)
 凸版印刷は6月から、学校向けの教育関連の汎用システムを一括して提
供する。システムの企画から開発、運用までを受託。携帯端末を使った学
習支援、自治体の教育委員会向けの情報共有などを開発する。 

(4)
 近畿大学(大阪府東大阪市)は20日、英語で国際経済や法律を学ぶ学
部を2016年度に新設する計画を発表した。世界約75カ国に語学学校
を展開するベルリッツコーポレーションと連携。語学教育のノウハウを導
入して実践的なカリキュラムを作成し、外国人講師の派遣も受ける。
 
(5)
 光村図書出版や大日本図書など教科書12社と日立ソリューションズで
構成するデジタル教科書普及のための団体「コネッツ」は、タブレット(
多機能携帯端末)向けのデジタル教科書閲覧ソフトを開発した。2015
年にも学校現場での導入を見込む。

(6)
 授業の予習・復習や課題のため1週間に6時間以上勉強する大学生は2
8%で、2007年と比べて4ポイント低下したことが25日、国立教育
政策研究所の調査で分かった。大学生の「勉強離れ」が改めて鮮明になっ
た。