社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

ハーフマラソンに挑戦(2)

2010年02月26日

始めはゆっくりゆっくり走りました。そのため心臓はどうもありま
せんでしたが、すぐに太ももの筋肉が痛み出しました。しかし何回
か走っていると、その痛みもおさまり、だんだんペースを上げて走
れるようになりました。

京都御所の外周を一周すると、ちょうど4kmです。それを一周する
のに、始めは35分かかっていたのですが、今は28分ほどで走れるよ
うになりました。このように自分自身の向上が数字であらわれると
とてもうれしいものです。

人間は一般的に成長することを喜びとします。塾におけるシステム
も他人との比較による順位ではなく、その子の成長を数値化し、そ
れを親や子に示してあげるということも大切なような気がします。

ハーフマラソンに挑戦(1)

2010年02月25日

私はある京都の塾の先生に誘われて、3月下旬に京都で開かれるハー
フマラソンに参加することにしました。

もともと走ることは嫌いではなく、スキーやテニスなどをしている関
係上、走ることはそれらの向上にも役に立つので、挑戦しようと決め
ました。

参加を決めたのは、大会まであと2ヵ月の時期です。

それまでの私は最高でも7〜8kmの距離しか走ったことはありません。
「20kmなんて走れるかな」ととても不安でした。そこでまず週3〜4
回、4kmほど走ることから始めました。

さて、京都御所の梅もほぼ満開です。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100225/ume.html

情報収集の大切さ

2010年02月24日

ある先生は毎日欠かさず新聞の求人広告を見ています。

そこからどんなことがわかるでしょうか。たまに見るのではなく、
毎日長い期間見ていると、いろいろなことがわかるそうです。具
体的には、ライバル塾や大手塾の内情や変化などです。そのよう
な活動の中から、その先生は重大な情報をキャッチしました。

他府県の大手塾がその県に進出してくるという情報です。それが
なぜわかったかというと、他府県の大手塾がその県で講師募集を
するという広告を見たからです。そこでその先生は、その大手塾
の強みと弱みを徹底的に研究し、いつ来てもいいように準備した
そうです。

この例からわかるように、地道な情報収集はとても大切なのです
ね。

1992年、日本はノルディック複合団体で金メダル(2)

2010年02月23日

この時、その当時のメンバーであった荻原健司が決断します。

「あと1ヵ月でV字ジャンプをマスターしよう。無理かも知れない
が、このままでは負けは目に見えている。どうせ負けるなら、新し
いことに挑戦して負ける方が気分がすっきりする。」と…。

荻原は猛特訓の末、V字ジャンプを身につけます。そして大会当日、
90メートルを越えるジャンプをしました。これがきっかけとなって、
日本チームは奇跡的に金メダルを獲得したのです。

この話をテレビで見て、「背水の陣を敷いて、考えられるすべての
ことをやる」という大切さを再確認しました。

1992年、日本はノルディック複合団体で金メダル(1)

2010年02月22日

これは今年の冬季オリンピックの話ではありません。1992年のアル
ベールビルでのオリンピックのことです。

ノルディック複合競技はジャンプと雪の上のレースの2つの合計点
で優勝が決まります。その前年、日本チームは優勝の期待がかかっ
ていました。しかし、そこでジャンプについてのルールの変更があ
りました。V字に開くジャンプの形がOKになったのです。

外国勢はV字ジャンプをマスターし、どんどん記録を伸ばしました。
しかし、日本勢は相変わらず、旧来からの板をそろえて飛ぶジャン
プに固執したため、外国勢に遅れをとってしまいました。

大会まであと1ヵ月、このままではメダルの可能性はありません。

砂浜に打ち上げられたヒトデ(2)

2010年02月19日

ある塾での話です。その塾では職員が交替で毎朝毎朝、校門前チラ
シ配布を(門配)をしています。早朝の門配は夜遅くまで仕事をして
いる職員にとって、とても辛い仕事です。

「こんなことをしても、入塾するのは千枚に1件あるかないかだ。
こんな辛い仕事はやめたいものだ。」と思うこともあるでしょう。
でも、そんな地道な努力の結果もあり、その塾では塾生をたくさん
増やしています。

私はまた先程のヒトデの話から、杉原千畝(ちうね)氏の話を思い出
しました。氏は第二次世界大戦中のリトアニアの外交官でした。氏
は政府の指示に従わず、ユダヤ人にビザを発給し続け、6千人とも
いわれるユダヤ人を救いました。

そのビザの発給は寝る間も惜しんで続けられ、杉原氏がベルリンへ
退去させられる列車の出発寸前まで行われたということです。

どんなに多くの困難があろうとも、自分の信念を曲げず、目の前の
1つ1つのことをやりとげていく勇気と努力を私も身につけたいも
のです。

砂浜に打ち上げられたヒトデ(1)

2010年02月18日

上記の話はある人から教えていただいたものです。明け方の浜辺を
ある人が歩いていると、数多くのヒトデが波打ち際に散らばってい
るのを見つけました。ふと目をやると、そこでは一人の少女がその
ヒトデの1つ1つを海に向かって投げ返すことを一生懸命にしてい
ました。その人はその少女に「日が昇る前にこんなに沢山のヒトデ
を海に戻すことはムリでしょう。いずれほとんどが干からびて死ん
でしまうのだから、そんなことをするのは無意味ではないのですか。」
とたずねました。

その時少女は、こう答えました。「確かに全体から見たら無意味か
も知れませんが、投げ返しているヒトデ1つ1つにとっては意味の
あることだわ。」と…。

この話から、私はいろいろなことを思いめぐらしました。

塙(はなわ)保己一(ほきいち)

2010年02月17日

氏は江戸中期の有名な国学者です。5才のときに失明しますが、努
力に努力を重ねて国学を学び、「群書類従」などを編纂しました。
この編纂は42年間にわたりましたが、氏は般若心経の読誦を百万遍
繰り返したということです。

この本の出版にあたっては、出版業者として、昔、盲目である保己
一をあざ笑いばかにした版木屋をあえて指名したそうです。

なぜそうしたかというと、その当時、ばかにされたという屈辱をバ
ネにして、「人に必要とされる人間になろう」と歯を食いしばって
努力できたから、そのご恩返しだと言うのです。

ハンディキャップを持ちながらも、自分の才能を伸ばし、しかも謙
虚な姿勢を持ち続けた保己一は本当に偉大な人物だと感じます。

さて、次の写真は東京国際フォーラムでの移動販売車によるイタリ
アンフーズのお店です。人気なのか行列ができていました。
写真はこちら

パソコンのデータの復旧

2010年02月16日

先日、個人のノートパソコンが突然動かなくなってしまいました。
中には重要なデータが入っていたので、それを復旧してくれるとこ
ろを探しました。するとそこでは復旧できたら○万円、できなかっ
たらお金は不要、とのことでした。教育畑の話でいえば「合格請け
負い人」みたいなものです。「背に腹は変えられない」とは正にこ
のことで、しかたなく依頼することにしました。そしてようやく直
すことができました。ずいぶん高価な勉強代となりました。

ここで思ったことは、「人が困っていることを解決するビジネスは
不況とかに関係なく強い!」ということです。このようなビジネス
は「解決してくれてありがとう」と感謝されて、しかも料金を「言
い値」でいただくことができます。

塾にしても、「このような教育はうちしかできない」という特長を
持てば、強みを発揮できます。このような塾になるためにはどうし
たらいいかを考えてみるのもいいかも知れません。

さて、次の写真は東京駅のすぐそばにある「八重洲ブックセンター」
前の二宮尊徳の像です。塾の前にこんな像を置けばインパクトがあ
るでしょうね。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100216/ninomiya.html

”わん”コインレッスン

2010年02月15日

私共の会社に入る新聞に、ある塾のチラシが入りました。そこ
では標題のレッスンを毎日第2、4土曜日に2時間行っていま
す。そこでは塾生でなくてもワンコイン(500円)で勉強を見て
もらえるようです。私が感心したのは、ここでの売上は全額盲
導犬の育成普及に努めている「クイール募金」に寄付されるこ
とです。(その意味も含めて「ワン」コインなのですね)

この企画は、塾生以外の生徒の掘り起こしと共に、社会貢献も
兼ねた、とても素晴らしいものだと感じました。

鹿児島での講演会

2010年02月12日

ある教材販売会社さんに招かれて鹿児島で講演をしました。

集まられた方は60名ほど、皆さん熱心に私の話を聞いてください
ました。その熱心さに感動し1時間の予定が20分もオーバーし、
とっておきの話まで披露してしまいました。不況や大手さんの攻勢
があったとしても元気に成長している塾はまだまだたくさんありま
す。そのような塾さんは1昨日前に私が書いたブログのような手法
をうまく使っています。塾ビジネスの良いところは、資本はあまり
いらず知恵の勝負ということです。打つ手は無限です。ぜひ、さら
に頭を使ってさらによい知恵を絞り出していただきたいものです。

もし皆さんが、何か塾のグループに所属されていたら、私が出向い
て講演させていただくことも可能です。この講演は商社の宣伝活動
の一環ととらえているので、交通費、講演料ともに無料です。よろ
しければご活用下さい。講演の様子はこちらです。

A引越センター(2)

2010年02月10日

しばらく考えてから何となくそのわけがわかりました。

引っ越しは誰でもそんなにするものではありません。となるとその
需要が起こってから宣伝するのでは遅れてしまいます。

一番いい宣伝の方法は「自分もいつか引っ越しするときがくるとし
たら、そのときはあの引越センターにしよう。」と前もってお客の
潜在意識に刷り込んでおくことです。そうすれば真っ先に電話して
もらえることでしょう。

このA引越センターはそこまで考えていたのです。なぜ、ふつうの
ティッシュボックスより大きいものを配ったか。それはよりお客を
感動させることと、できるだけ長い時間にわたりその会社のロゴを
お客の意識に刷り込んでおくことができるのです。

もし僕に引っ越しをするときがくればきっと真っ先にこの会社のこ
とを思い出すことでしょう。

この手法は塾でも使えます。入塾の機会はたった1度です。

日頃から見込み客に対して「うちの子が塾にいくときがきたらあの
塾が第一候補だ」と思ってもらえるようにする活動がなにかあるの
ではないでしょうか。

さて、会社のそばにこのような美しい花の鉢植えがありました。芍
薬でしょうか、牡丹でしょうか。いずれも美人の代表とされる花で
すね。さすがに美しく、ついついみとれてしまいました。
写真はこちら

A引越センター(1)

2010年02月09日

先日、私の住んでいるアパートの隣の人が引っ越ししていきました。

その方がA引越センターを使われました。引っ越しの前に、そのA
引越センターが私のうちに挨拶にこられました。「本日1日どたば
たしてご迷惑をおかけします。これはご挨拶の印です。」そういっ
て普通の2倍もあるティッシュボックスを下さいました。もちろん
その会社のロゴが大きく入っています。私はずいぶん丁寧な引っ越
し専門会社だなと感動しました。

その方が帰られてから私は考えてみました。「なぜこんな大きな
ティッシュボックスを下さったのだろう。これにどんな意図がある
のだろう。」と…。

鹿児島展示会

2010年02月08日

浜松展示会から鹿児島の展示会に移動しました。
鹿児島は暖かく日差しも明るく春が近い感じがしました。
ただ、何となく空がどんよりしているのは桜島の噴煙のようです。
今の季節は煙が南にたなびくので鹿児島市内に火山灰が舞うのは
まだましなようです。

夏になると、南風となるため被害も大きくなるようです。この土
地ならではの悩みがあるものですね。

私は朝早く起きたので早朝に海岸沿いをジョギングしました。見
知らぬ土地で走るのはなかなか刺激的で楽しいものです。

この写真は早朝の桜島です。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100208/sakurajima.html

次の写真は展示会場から撮った桜島です。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100208/sakurajima1.html

桜島は海からニュッとそそり立ち、どっしりと構えた風貌で僕の
大好きな山の一つです。こんな景色を見ながら育つと西郷さんの
ような大きな人物が生まれるのかななどと思ってしまいます。

塾における小学英語指導(2)

2010年02月05日

塾では、「結果を出す指導」が求められます。フォニックス指導は、
そういった意味で、「結果を出す」ことができます。

私共ではフォニックス指導の最終日にお母さん方を招き「フラッシュ
カードすらすら読み大会」をしました。お母さん方は次々にくり出
されるフラッシュカードを読む子供の姿に大変感動されていました。

このように、フォニックス指導においては、授業の「見える化」を
するととても効果的です。そのため塾では、まず5年生ぐらいから
フォニックス指導に取り組んではいかがでしょうか。次に大切なの
は、文法です。多くの生徒がなぜ中1の秋には英語ぎらいになるか
は自明の理です。英語の音声指導も単語の読み方も文法も一気に中
1の1学期に押し寄せてくるからです。生徒はここで消化不良を起
こしてしまうのです。

そこで塾では小6で「ステップ式英語中1」を使ってbe動詞と一般
動詞を先取り学習するのが良い方法だと私は思います。これを小6
のうちにしておくと、中学に入ったとき英語の得意な生徒を育てる
ことができます。

これから本格的な小学英語ブームが来ます。その流れにうまく乗れ
るよう、私はこのような方法で英語を指導することをおすすめしま
す。

塾における小学英語指導(1)

2010年02月04日

さて、塾における小学英語指導はどのようにしたらいいのでしょう
か。

松香先生によると、一番の理想は小学低学年から英語を聞いたり話
したりすることに慣れることだそうです。小学高学年では、フォニッ
クスの指導がベストだそうです。フォニックスを学ぶと、自分の力
で英単語を読めるようになります。これは中学に入っていろいろな
単語が出てきたとき、とても役立ちます。

小社では、近所の子を集めて「アルファベットの名人」を使い、フォ
ニックスの授業を週1回10ヵ月間ぐらい行いました。すると、小1
生でも単語だけ書いてあるフラッシュカードをスラスラ読めるよう
になりました。

さて、私は浜松の展示会の後、名古屋のセントレアから鹿児島に向
かいました。とてもおしゃれな空港で観光名所になるのもわかる気
がしました。以下はその写真です。

ご興味のある方は覗いてみてください。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100204/omiyage.html

日本の英語教育

2010年02月03日

外国を見渡すと、小学校の英語教育を真っ先に始めたのはスウェー
デンです。それは、1959年から始まりました。その後、小学英語教
育は、北欧からヨーロッパ全体に広がったそうです。ですから、現
地の北欧の青年たちは難なく英語を話します。

アジアでは、1996年にタイ、97年に韓国が国をあげて小3生から始
めました。韓国での小学英語はもう13年もたちますから、徐々に効
果が出はじめています。それにひきかえ日本ではやっと始まったば
かりです。しかも小学生のうちは「雰囲気だけつかめば良い」とい
う考えです。日本のように資源もない国が、こんなのんびりしてい
ていいのでしょうか。

私はこんな時こそ塾が先頭に立ち、「身につく英語」を指導すべき
だと思います。英会話スクールでは、そこまで行っていませんが、
多くの生徒を集めています。塾はその現状を指をくわえて見ていて
もいいのでしょうか。

小学英語について考える(2)

2010年02月02日

小学生のうちは、英語の雰囲気に慣れるだけでも良いわけですから、
テストや評価も不要になるわけです。ここで私は、やっと「英語ノ
ート」はそのための教材として最適であると理解できました。

「英語ノート」では毎回、次から次へとテーマが変わります。そし
て前回の復習をしたり、定着の為の時間は一切ありません。これで
は、せっかくいろいろ習っても、生徒の身にはつきません。しかし、
それはそれでいいのです。なぜなら学校での小学英語は「定着させ
る必要がない」からです。このことを理解すると、塾での小学英語
はどうしたらいいのかが見えてきます。

小学英語について考える(1)

2010年02月01日

先日、フォニックス理論で有名な松香洋子先生の話を聞くことがで
きました。お聞きしていて、なるほどと思うことがたくさんありま
したので、ここでご紹介致します。

まず、これから始まろうとしている小学英語についての位置付けで
す。これについて文科省は、どう考えているのでしょうか。

結論から言えば、文科省の方針は「小学生のうちは、英語の雰囲気
に慣れるだけで良い」ということだそうです。私たち塾に携わる人
間の感覚では、「教えるからには何かを身につけて欲しい」と思っ
ています。だから英語を授業に組み込むからには、何か成果を出し
てあたり前と考えます。

しかし、文科省の考え方は違うのです。