社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

これからの日本(1)

2010年07月30日

先日、全国を飛び回っているある営業マンの方からお話をおうかが
いする機会がありました。

その方は出張中の電車でボランティアで、子供たちに模型飛行機作
りを教える方に会ったそうです。

私自身は小学5〜6年生のころ、模型飛行機作りに凝った覚えがあ
ります。完成に至るまでには、竹ひごをろうそくであぶって曲げた
り、翼に和紙を貼ったりする手作業があります。これらの作業をコ
ツコツこなしてはじめて完成します。これをもって広場に行きプロ
ペラでゴムで巻き、飛ばします。

飛んだ時の快感は忘れられません。しかし、すぐに墜落してしまう
場合もあります。そのときは、翼の位置をずらしたり、翼の角度を
変えたりして工夫します。

これからの時代の経営スタイル(2)

2010年07月29日

カーブスは女性専用のフィットネスクラブです。フランチャイズシ
ステムで2010年7月現在で850店ほどあります。

このフィットネスクラブには、シャワーもプールもありません。そ
のため、40坪ほどの広さがあれば雑居ビルや歯抜けの商業施設でも
出店できます。

利用者は円形に並んだマシンをぐるぐると順に合計30分使うだけです。

その円のまん中にはトレーナーがいて、明るく楽しくリードします。
美しく健康になりたいという女性は多いようですから、けっこう繁
盛しているようです。月会費も5000円前後と割安です。

今後日本はますますデフレ社会になると予想されていますが、この
ようにオーナーも利用者もコストがかからないスタイルのビジネス
は今後はやるように感じられます。

これからの時代の経営スタイル(1)

2010年07月28日

「メタボ」などが注目されるようになり、フィットネスクラブも盛
んになっています。

最近「なるほど!」と思ったのはKスポーツが回数による料金制度
を設けたことです。

私もフィットネスクラブの会員になったことがありますが、忙しい
月などは月に1〜2回しか利用できません。そんな月が続くと「割
に合わない」と思い、それが退会の引き金になります。

その点、回数制なら合理的です。

「よく考えたな」と感心しました。

それと、フィットネスクラブで今注目を集めているのが、「カーブ
ス」です。

サッと起きる

2010年07月27日

皆さんは朝に目がさめたら、躊躇せずサッとふとんから起き上がっ
ておられますか。

私は目覚ましが鳴ったらすぐにそうするよう心がけていますが、な
かなか思うようにいきません。自分の心の中で「もう少し横になっ
ていよう」とか「今日はそんなに忙しくない」とか勝手に理由をつ
くり二度寝をしようとします。そのために起きるのが遅くなってし
まったときは、深い後悔の念がおき、1日のスタートが重苦しいも
のになります。

自分の心に打ち勝つというのは本当に難しいものですが、まずはこ
のような小さなことを完全にできるようにしたいと思います。

美山のかやぶきの里(2)

2010年07月26日

資料館の方にお話をおうかがいしてビックリしました。保存がとて
も大変なのです。

この屋根はわらとかや(すすきの茎)からできていて、20年に1度
はふきかえる必要があるのだそうです。くぎは一切使わず、なわを
使ってていねいに組みあげていきます。わらやかやは刈り取ったも
のを毎年少しずつ屋根うらに保存していくそうです。そのために村
では共同のススキの畑まで持っているのです。

屋根を全面ふきかえるには、何と800万円もかかるそうです。手間
もかかり、火災の危険も高く、しかも費用もかかるものを、よくも
今日まで保存してきたものだと、村の人々の努力に頭が下がりました。

写真はこちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100720/photo2.html

美山のかやぶきの里(1)

2010年07月23日

地方からお客様が京都に来られたので、京都の北にある美山のかや
ぶきの里を案内しました。そのころ、京都は祇園祭の真っ最中でし
たが、私はうだるような暑さと人ごみは苦手なので、あえてこちら
を訪問することにしました。

この地のかやぶき屋根の家は約200年前のものです。この地にはま
だかやぶき屋根の家が34棟ものこっていて、築100年以上の家がほ
とんどです。その当時から使われていた道具などは、かやぶきの里
の一角にある美山民俗資料館に保存されています。庭にはあじさ
いが美しく咲いていました。
写真こちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100720/photo.html

その車に手を出すな!(3)

2010年07月22日

このようなケースを塾業界にあてはめてみると、どうでしょうか。

大切なことの第1は塾生の希望する進学校について、徹底的に調べ、
塾生の将来にまで想いをはせてあげるような情熱や情報力を持つこ
とではないでしょうか。

つまり、地域№1の進路指導のプロになることです。

次に大切なことは「いかにその存在を地域の人々に知らしめるか」
ということでしょう。

それには中島氏のような小冊子を作るのもいいかも知れません。例
えばご自身の体験をふんだんに盛り込んだ「間違いだらけの学校選
び」のような小冊子の発行とその配布です。

このようなことを考えていくと、自塾のPRにしても、まだまだ打
つ手は無限という気になります。

その車に手を出すな!(2)

2010年07月21日

その本には、「こんなことまで書いてしまえば、自分で自分の首を
しめたり、業界の方々から恨みを買う恐れもあるのでは…。」とい
うようなことがたくさん書いてあるのです。

例えば、中古車の価格リストです。

良からぬ業者の場合には、本体価格を安くしておいて、販売時には
たくさんの「諸費用」をとり、儲けを上げるようなケースもあるそ
うです。また、中古車販売は次のような特殊性があります。

・売り手(販売者)はその中古車のキズの部分を知っている。
・書いて(消費者)はその中古車のキズの部分を知らない。

中古車販売は、このように買い手に始めから不利になっているとこ
ろからの出発なのです。

この本にはそのようなからくりがたくさん紹介されています。これ
を読むと、つくづく「車選びに失敗しないためには、良心的な販売
店から買うのが一番だな」という気になります。

その車に手を出すな!(1)

2010年07月20日

何とも刺激的なタイトルと感じられることでしょう。

これは「車選びの達人」と称する中島嵩(たかし)氏が自費出版さ
れた本の題名です。

中島氏は自動車修理工場を経営されていたご家庭に生まれ、自動車
の修理、販売など車に関する一切について詳しい方です。

先日、京都市倫理法人会で中島氏の講演をお聞きし、自動車業界の
内情や販売のコツなどをじっくり教えていただきました。

中島氏は広告宣伝を一切せず、この本をお客様に手渡すだけで、お
客様をどんどんつかんでいます。このことに興味を持った私は早速
その本を読んでみました。

そして大変驚きました。

青山学院大学の取り組み(2)

2010年07月16日

また、学校側からは授業資料の配付が簡単にできるようになります。
学生もそれを電車の中で見ることができます。
 
授業中にもアンケートや出席確認などに利用されています。さらに、
授業の動画も閲覧できるとのことで、難しい内容の授業の復習など
に役立っているようです。
 
iPhoneはパソコンと違って、いつでもどこでもすぐに利用できるの
で、すきま時間によく活用されているようです。
 
このようなシステムはいずれ塾にも応用されるだろうと感じました。

青山学院大学の取り組み(1)

2010年07月15日

ブックフェアと同時に開催されるセミナーで青山学院大学社会情報
学部の取り組みについて聞き、その内容にビックリしました。

その学部には千人程の学生がいます。大学はその学生全員にiPhone
を持たせています。そのねらいの1つは、ネット社会の最先端を学
生に体感させることにあります。また先生も含め、全員がiPhoneを
持つことでコミュニケーションがよく取れるようになり、約千名の
モバイル・ネット社会ができます。

東京国際ブックフェア

2010年07月14日

先日、上記のブックフェアに行ってきました。
出版の世界は、電子書籍の出現により、今後どう変化していく
のだろうかという話題で持ち切りです。
今回のフェアでも、電子書籍関連の出展も多く、大にぎわいでした。

教育関係のブースでは、電子黒板が多く展示されていました。
興味深い展示物も多く、やはりいつも時代の流れを把握しておく
ことの大切さを感じました。

さて、次の写真はフェアが開かれたお台場からの風景です。
海や橋がきれいでした。
写真はこちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/0712/tokyo.html

「怒る」と「叱る」の違い(2)

2010年07月13日

このようなとき、「宿題忘れるなんて、○○さんらしくないよね。
何かあったの?」などと聞き、その後「やはり宿題をすることを忘
れてはならない」ことを伝えればうまくいくことでしょう。

マイナスの感情が入った「怒る」に比べ、「叱る」には「相手がもっ
と成長して欲しい」という「愛情」が込められています。また「怒
る」は相手を全否定するようなことにつながりやすいですが、「叱
る」は基本的なところを承認します。上記の例でいえば、「本来の
○○さんなら宿題をしてくるのがあたりまえだ」という前提で叱っ
ています。

何かあったときは、日々「怒る」のではなく「叱る」を心がけたい
ものです。

「怒る」と「叱る」の違い(1)

2010年07月12日

皆さんは「怒る」と「叱る」の違いについてもうご存知のことと思
います。

私自身は「叱る」つもりがしばしば「怒る」ことになってしまって
反省することがよくありました。例えば、塾の宿題を忘れてきた生
徒について、頭ごなしに「やってこなければダメじゃないか。」な
どとマイナスの感情を込めて言ってしまうと、生徒の心に傷が残り
退塾の引きがねにもつながりません。

「朝活」ブーム

2010年07月09日

ここ数年、自分磨きのための「朝活」がブームになっているとのこ
とです。

例えば英会話。今までは「会社帰りに学ぶ」というパターンが主で
したが、その場合では「急な残業があった」などでキャンセルせざ
るを得ないこともあります。しかし、早朝レッスンの場合には、早
起きさえ心がけたら続けることが可能です。また自然と早寝早起き
の習慣がつくので、体調も良くなります。

朝は一日のスタートですし、朝起きてすぐこのような活動をするこ
とは、より充実感も得られます。

私自身も最近、早朝読書や早朝ジョギングを心がけています。一走
りしてシャワーを浴びて食事をするのはとても気持ちのよいものです。

「だろう」の危険

2010年07月08日

自動車などを運転する際に「だろう運転は危険」などと言われます。

運転者が「歩行者は前に飛び出して来ないだろう」などと勝手に判
断すると事故になる危険性が高まります。逆に歩行者や、自転車を
運転する側が「車は止まってくれるだろう」などと思い込むことも
事故につながります。

このようなケースは仕事についてもあてはまります。

塾長が勝手に「○○君のことだからきっとうまくやってくれるだろ
う」とか、「あの生徒は何があっても退塾することはないだろう」
などと思い込んでいるととんでもないことになりかねません。

仕事においても「〜だろう」は厳禁で、「念には念を入れること」
が大切なように思います。

人生は片道切符

2010年07月07日

旅行好きの私は、よく人生は旅行と似ているなと感じることがあり
ます。

人生は旅行と同じで、行く先々でいろいろな人の出会いや事件があ
ります。それらの体験を生かして自己を成長させ、次への目的地へ
と旅を進めます。

しかし人生は旅行と違う点も多々あります。ふつうの旅行は、自宅
に戻り、また身じたくをし直して次の旅行に備えることができます。
しかし人生は死に向かっての片道切符の旅行のようなものです。

このとき大切になるのが、一期一会の精神ではないでしょうか。つ
まり、人生という旅は、後戻りできないのですから、一瞬一瞬に全
身全霊をかけて「今」を生き抜く姿勢が求められます。

「今」を見失った旅は、時間の浪費だけの旅となります。心や姿勢
を正し、今を懸命に生きたいものです。

究極の鍛錬

2010年07月06日

世の中には「天才」と呼ばれる経営者やスポーツ選手がいます。そ
う呼ばれるようになるのは「努力」や「才能」がキーポイントでは
ないようです。では、何なのでしょうか。

1つは、「既にできること」の繰り返しではなく、少し背伸びする
とできる「ラーニングゾーン」について徹底的に挑戦することにあ
るようです。また、「自分が本当に欲しいものとは何か」について
つきつめて考えることも大切なようです。

自分自身は天才ではありませんが、過去を振り返ってみてもなるほ
どと思えることは確かにあります。

「塾で上手に教える」だけでなく「文を書く」ことについて挑戦し、
ねばり強く練習したこと、文を書くことで生計を立てる人生を求め
たことです。

やはり人生においては「強く願うこと」や「自己の成長を求め続け
ること」が大切なのかも知れません。

さて、先日加茂川をジョギングしていたら、カルガモの親子を見ま
した。とてもかわいらしかったです。
写真はこちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100705/photo.html

世界でいちばん会社が嫌いな日本人

2010年07月05日

上記の本に関する書評を読み、なるほどと思いました。

今の日本人は、昔に比べ「会社への帰属意識」や「仕事への意欲」
が低くなっているというのです。その1つには「上司」が問題に
なっているとのことです。外資系の会社の場合は、問題のある管
理者はポジションからすぐ外されるが、日本企業の場合は、何の
対処もされぬまま部下が我慢を強いられるケースが多いようです。

私自身も身につまされることですが、会社を良くするには「他人
を変えよう」とするのでなく「自分をより良くするために変えよ
う」とすることが大切です。

また働きがいを失わせる要因には、次の6つがあるそうです。

(1)禁止事項の多い就業規則
(2)現場の生の声を知らない
(3)経営者だけの特別ルールがある
(4)悪い情報が隠される体質
(5)何でも「革新」しようとする
(6)前年対比ばかりで将来のビジョンがない

メールの功罪

2010年07月02日

メールは相手の都合を気にせず、いつでも出せるから便利です。
しかし、メールに依存することは、ビジネスを進める上でとても危険な
面を持っています。

一つは、メールの多用は人間関係を希薄にしてしまうことです。
極端に言えば、同じフロアにいて、ちょっと声をかければ済むことなのに
メールを使ってしまうなどです。

またメール多用は仕事量を増やし、労働時間を伸ばしてしまうことに
つながりかねません。
メールでは、まず先方にお伺いを立て、その返事を受けて、またやりとり
してということが続きます。
通信費用はかからないでしょうが、このやりとりに取られる時間や
労力はかなりのものです。

それならむしろ電話一本の方が早く解決できることも多いでしょう。
費用も一分当たりの人件費のことを考えれば、ずっと安上がりに
なるはずです。
メール等のコミュニケーションツールについては「一に面談、二に電話、
仕方がないから三にメール」という考えがいいようです。

ルーズベルトの選挙ビラ(2)

2010年07月01日

その担当者は冷静にこの問題を考えたあと、次のような電報を写
真家に送ったそうです。

「ルーズベルトの写真付きのビラを300万枚くばる計画がある。こ
れは写真家にとって、またとないPRの機会だと思われる。もし貴
殿の写真を使用した場合、いくらなら払う用意があるか、至急、知
らせて欲しい」

写真家はこれにこう答えたそうです。「ありがたい機会ですが、残
念ながら250ドルしか払えません」と…。

私は、何とすごい交渉だとビックリしました。

交渉のポイントは、「もしこの交渉が不調になったらどうなるのか」
を自分はもちろん相手の立場からも考えることだそうです。上記の
場合は、「もし私の写真が使われなかったら、有名になるチャンス
がなくなる」という相手の立場を考え抜いた結果、たどりついた作
戦だったそうです。

交渉相手の立場を考えるという重要性を知りました。