社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

「ステップ式英語」指導実践録(3)

2008年10月31日

小学6年生に対しては、夏の間にアルファベットの書き方やフォニックスを
利用した単語の読みの指導までしていました。
そこで今回は、I am 〜.You are 〜.の文13ページ分をざっと2時間で
やり遂げました。小学6年生は、まだ英語を習っていませんので、
4名同時の一斉指導です。
I am 〜の単元の初めには、本書の特長の1つである、「(空に/星が/光る)
という文を英語的に並べかえてみよう」などの問題があります。
この問題はとても受けが良く、「空に/光る/星が」などと誰かが間違えて言うと、
一同爆笑で楽しく授業が進みました。

「ステップ式英語」指導実践録(2)

2008年10月30日

中学2年生は三単元のSあたりから練習問題やハイスピード演習を中心に
自学自習してもらいました。
指導方法は、二ページ分をやり遂げたら、自分で答えあわせをしてもらい、
それを私が点検するというものです。教材がゆったり作ってあるので、
つまずくことなくどんどん進みました。
それぞれの単元の最終チェックは、ハイスピード演習で行いました。

問題文はこちら→ https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/081028/step2.html

「ステップ式英語」指導実践録(1)

2008年10月29日

「ステップ式英語1年」が完成したので、それを使って早速小学6年生と
中学2年生に夏以来、4回目の授業をしてみました。
対象の生徒は小学6年生4名に中学2年生2名です。
これらの生徒に対しては、夏休みにゲラ刷りの試作版を使って3回ほど
指導したので今回は2ヶ月ぶりの授業でした。

指導中の写真は次をクリックして下さい。↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/081028/step1.html

アホは神の望み(2)

2008年10月28日

またこの本の中で、氏の祖母からの教えである「銀行には宇宙銀行と
地上銀行がある。地上の銀行はつぶれることがあるが、宇宙の銀行は
つぶれない。だからお前たちの小遣いやらお年玉は宇宙銀行に預けて
おくが良い」という言葉にもビックリしました。

宇宙銀行とは「寄付」のことで「そうやって、宇宙銀行にお金を預けて
おけば、情けは人のためならずで、あとで1万倍にも利子が付いて
自分の所に帰ってくる」というものです。

アメリカの大富豪などは、色々な団体に寄付をしているという話は
よく聞きます。それらは偽善という見方もあるかも知れませんが、
そのような利他の心が人生の運を引き寄せるのかも知れません。
私もささやかながら、ワールドビジョンという組織を通じて、
月々少額の寄付をし、インドのある男の子が学校に通えるよう支援を
しています。時々その子から、クリスマスカードなどが来ます。
その時は、とても幸せな気分になります。

まだまだ私には宇宙銀行が不徹底ですが、機会ある毎に出来るだけの
社会貢献をしていこうと思います。

アホは神の望み(1)

2008年10月27日

先日、村上和雄さんが書いた上記の本を読みました。
村上氏は1936年生まれ、筑波大学の名誉教授で遺伝子研究の権威です。
その本の重要テーマの一つとして「笑い」の大切さが述べられています。
人間の中に潜む良い遺伝子のスイッチをオンにする最良の刺激は「陽気な心」
であり、そのためには笑顔や笑いを絶やさないことだそうです。
確かに私の身の回りの人を考えてみても、「明るい人」は成功しやすく、
「暗い人は病気などにかかりやすく短命である」と言えるかも知れない、
などと思ってしまいました。

昔、アウシュビッツに収容されたユダヤ人は、死が日常化された収容所の
極限状態の中で、どんなに苦しくても、1日に1つ、何か心から笑えるような
ジョークを考え、お互い笑いあって支え合い、生き延びる術にしたとの
エピソードにも感銘しました。

この本を読み、私自身は周りからいつも怒ったような顔をしていると
いわれているので、出来るだけ笑顔を保つようにしたいと思いました。

さて御所では、少し木々の葉も赤みが増してきました。
秋の御所の様子は以下をクリックして下さい。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/081027/081027.html

入院体験(5)

2008年10月24日

それを強く感じたのが、この病院の給食のおいしさです。
この病院は中規模ながら、地下に給食センターを持ち、すべて自前で調理しています。
残念ながら私は色々な病院の給食を食べ比べたことがないので(笑)、確かなことは
言えません。しかし、伝え聞くところによると、病院の給食は外部の業者に委託していて
味が画一的であったり、あまりおいしくないというのが通常のようです。
ところがこの病院は違うのです。毎日毎日のメニューがバラエティーに富んでいて、
しかも一品一品に心がこもり、とても味付けが上手なのです。
入院患者にとって、何よりの楽しみは一日3度の食事です。この病院は、特に
そのようなことに配慮し、調理場の人々にその点を十分注意するよう指導されている
のでしょう。
一般的に調理場の人とは患者さんと顔を会わすことがありません。
しかし、調理場の方々は、患者さんがおいしそうに食べる顔を思い浮かべて、日々
料理されていることでしょう。直接顔を合わせていなくても、その向こうにあるものを
心に描いて仕事をするという大切さを感じました。

入院体験(4)

2008年10月23日

組織や会社が発展するために一番大切だと思ったのは、「全社一丸」の風土です。
病院には、医師、看護師、事務の方、その他手伝いの方、給食を作る調理場の方など、
たくさんの人が働いています。これらの人々の一糸乱れぬチームプレーがあって初めて
その病院の発展があります。
万一、そのうちの一部門、そのうちの一人がその方向性に水を差すようなことがあると、
組織全体は確実に崩壊します。
私はこの病院は、その病院の「患者に対して最高のケアをする」というミッションが
お掃除のおばさん一人一人に到るまで浸透していることに感動しました。

入院体験(3)

2008年10月22日

もう一つは、自分の知らない社会やしくみの面白さです。病院における
看護士さんたちの動きや、医療チームの組織的な連携プレーは、社会の運営
という点から見てもとても興味深いものでした。
特に看護士さんの仕事は交代制ですから、患者さんの引き継ぎなどはとても重要です。
この時大切なのが「ホウレンソウ」です。これがうまくいかないと命に関わる
仕事だけに、大きな齟齬が生じ、大変なことになります。
組織の内部では、それを上手く維持していく仕組みがあるのでしょうが、
点滴の時間を前もって患者さんに伝えるのを忘れていたなどの小さなミスが
時々ありました。
このようなことは塾の仕事についても言えることでしょう。
恥ずかしいことに、私が塾長をしていたとき新入生のプロフィールを担当の先生方に
伝え忘れてしまい、最初の授業のときに生徒も先生もとまどってしまうなどのことが
ありました。
このようなことを起こさぬよう、万全のホウレンソウの仕組みを作っていく大切さを
感じたものです。

入院体験(2)

2008年10月21日

診断はレジオネラ肺炎。この肺炎は、手遅れになると死者も出るという
タチの悪いものでした。
早速、抗生物質の点滴が始まりました。
胸は痛いし、熱も39度近く出て、ウンウン言いながら2〜3日はベットに
倒れて寝ていました。
入院中、気付いたことがいろいろあります。1つは、(当たり前と言えば
当たり前のことですが、)「自分は多くの人に支えられて生きている」
ということです。こんなとき、自分が倒れても会社を支えてくれる社員のみんなが
いるからこそ何とかやっていけるということを実感しました。
その他、医学に明るい人々からの情報や助言も大いに役立ちました。

入院体験(1)

2008年10月20日

突然のことながら、風邪をこじらせて肺炎になり、少しの間
入院という事態になりました。(今現在はすっかり良くなり、元気に
働いています。)

入院と言えば、もう四十数年前の中学2年生のとき、虫垂炎で
入院したとき以来ですから、ビックリしました。
朝起きたら、胸の痛みが止まらず、あわてて病院に駆け込みました。
血液検査やレントゲン検査の後、即入院となったので心の準備も
なくとても驚きました。
原因としては、風邪が完全に治りきらず、朝晩におかしな咳が出て
止まらなかったのを軽く見たことでした。
「そのうち治るだろう」とほっておいたのがまずかったようです。

山之内一豊とその妻・千代(3)

2008年10月17日

千代は人付き合いを通じて、世の中の情勢についての情報収集をするのが
とても上手なのです。
そしてその中から大きな流れを掴み取り、それをうまく一豊に伝え、リード
していくのです。
確かに一般的な戦国の武将は、武芸を磨くことと、戦いに明け暮れることに
時間の多くを割かれてしまうので、世の中の大きな流れをつかむための時間は
とりにくいのが事実でしょう。
その一豊の弱点を千代が上手にカバーし、「信長→秀吉→家康」という世の中の
流れから外れないように一豊をリードするのです。
ひるがえって、私もともすると英語教材の執筆に追われたりするため、
世の中の大きな流れを見失いがちなところもあります。
このような本を読むと、世の中の大きな流れを見抜くという点で至らない自分に
気付きます。
皆様も激務の合間などに、これから来るであろう新指導要領による
大きな変化などに思いをはせられるのも大切なことかもしれません。

山之内一豊とその妻・千代(2)

2008年10月16日

それとともに感心するのが妻の千代の才覚です。
一般的に「良妻」と呼ばれている人は、夫を上手にたてながら、やる気にさせ、
夫に大きな手柄や昇進を勝ち取らせる女性と考えられています。
もちろん千代はそういった面でも優れているのですが、私が感心したのは、
もっと別の面です。
戦国武将というのは、柴田勝家などに代表されるように、武芸に優れていて、
かつ勇猛果敢な人が評価が高いものです。しかし、現実的にはその面だけの
持ち合わせでは、複雑で変化の多い戦国の世をうまく乗り切っていくことは
出来ません。
その世の中を上手に生き抜くには、まわりから、たくさんの情報を得て、
それを上手に分析し、そしてこれからの世の中がどう変わっていくかを
考えねばなりません。そして、その中から今後の方向性を見つけ、
どうするかを決断し、そのための行動を起こすことが大切です。

山之内一豊とその妻・千代(1)

2008年10月15日

山岡荘八著「豊臣秀吉」全八巻を読破してから、急に歴史の面白さを感じる
ようになりました。
そこで今度は、その秀吉の部下だった山内一豊とその妻千代を主人公として
描いた「功名が辻」(司馬遼太郎著)を読みました。
これらの小説を読んで面白かった点がいくつかあります。
一つは、戦(いくさ)や人物のとらえ方が作家によって微妙に異なる点です。
よってこれらを読み比べることで、それらの歴史や事件が立体的にとらえられ
ます。
特に「功名が辻」では、下級武士の生き様や悲哀が生き生きと描かれていて、
とても感動しました。これを読むと、部下に対するリーダーの公平な評価や
賞賛がいかに大切かがわかります。
塾にあてはめてみると、非常勤の学生講師への対応の大切さなどに当たる
かもしれません。

先を読む

2008年10月14日

私は展示会などで名刺交換させていただいた方のうち、パソコンの
メールアドレスを持っている人に「ムッシュトリイのよもやま話」という
メルマガを配信しています。
前回そのメルマガで、「来年から前倒しで始まる新指導要領は教育界に
大きな混乱をもたらすのではないか」という記事を書きました。
すると、たくさんの塾の先生から「正にそのとおりだと思う」という
ご意見をたくさんいただきました。
これらのご意見を熟読していると、「先を読み、入念な準備をし、
しっかりした心構えをお持ちの先生が運営する塾は、きっと今後うまく行く
だろうな」と感じました。
今後の運営を成功に導くために大切なことは、「情報収集と先を読んだ作戦立案、
そして、その実行」です。
皆様のところでは、新指導要領に対しての対策はどのように進行中
でしょうか。

豊臣秀吉(4)

2008年10月10日

3つ目は、秀吉が完全なプラス思考の持ち主であるという点です。
信長にしても、家康にしても、この戦国時代の大名はほとんど武家出身です。
秀吉は貧しい農民の子です。この頃の世相にしてみれば、貧しい農民で
終わったとしても普通ですし、せめて何かの職人になり、一生なんとか
食いつないでいけば上出来というところでしょう。
ところが秀吉は全く違うのです。職人のところに弟子として入っても2ヶ月で
辞めてしまい、また違う職人のところの弟子になるのです。
これはどういうことかというと、心の中の目標に「今後の勉強のために、
一応弟子入りするが、一生職人で終わる気はない。今に見ていろ。」
という気があるからです。
この上昇志向は後世になって、秀吉が明智光秀を破り、その後の織田家の
跡継ぎを決める清洲城での会議にても遺憾なく発揮されます。
この決定のいかんによっては、天下を取る大名になるどころか柴田勝家など
の実力者の家来になる可能性もありました。
これをまだ幼い三法師を活用し、亡き信長の後の織田家の中心人物になる
という逆転ホームランを放ってしまうのです。
このようなところに秀吉の「決して最後まであきらめず、活路を考え抜く」
というスピリットが見られます。
その他「すぐやる」という習慣や「あるべき姿をイメージする」などの
成功法則を1つ1つ実行していることがよくわかります。
もちろん食うか食われるかのこの時代のことですから、「そこまでするか」
という眉をひそめる場面もたくさんあります。
しかし、この小説を読むと、何はともあれ、一介の百姓の倅が天下をとる
ところまで行くというすごさがヒシヒシと感じられます。

豊臣秀吉(3)

2008年10月09日

2つ目は、人の使い方の上手さです。これは自分の部下だけでなく、主君の
信長に対しても言えます。
激しい気性の信長に仕えつつ、信頼されて、出世するには、信長を上手に
立て、しかも自分の思うような方向にリードするような器量も求められます。
そこを上手にクリアしつつ、草履取りから織田家屈指の大名にのし上がって
いくのですから、その力量は大したものです。この本は企業に勤める
中間管理職の方にも大いに参考になるものだと感じました。
このような才覚は自分自身に大きく欠けているところであり、
「なるほどな〜!」の連続でした。

豊臣秀吉(2)

その1は、戦略の立て方の上手さです。人の心の奥底まで読みきり、
相手の行動を予測し、その上で的確な作戦を立てるというところが
随所に出てきます。
戦局は絶えず変化し、そのたびに最適な行動をするには「絶えず深く考え抜く」
という習慣が不可欠です。ここが、秀吉の天才的なところです。
これを読んでいると自分の甘さがよくわかります。

豊臣秀吉(1)

2008年10月07日

最近読んだ「三国志の人間学」という本の中に、「日本での一番の戦略家は
秀吉ではないか」という作者の主張がありました。
私は性格的に言えば信長のようなタイプが好きで、今まで秀吉には興味が
ありませんでした。
しかし、信長的な経営法には限界を感じていたこともあり、このたび
山岡荘八著「豊臣秀吉」全八巻 読破に挑戦することにしました。
読み始めると、これがとてつもなく面白く、あっという間に六巻まで読んで
しまいました。
なぜそんなに惹きつけられるのかというと、その理由はいくつかあります。

百歳のガマの油口上士(4)

2008年10月06日

これと正反対なのが、赤ちゃんや若い女の子の表情です。目尻や口元が
キュッと上がり、表情が豊かです。だから、とてもチャーミングに見えます。

話は飛びますが、時々京都の地下鉄に乗ると若き日のオードリー・ヘップバーン
の写真が広告に使われているのを目にします。この写真を見るといかに口元が
引き締まり、キュッと上がっているかがわかります。もし彼女の口元が
「へ」の字でだらしなく下がっていたらどうでしょうか。まったく印象が
変わると思います。
塾の先生の仕事の一つに「子供たちに夢や可能性に挑戦する面白さを教える」
というものがあります。

それには動作、表情をいつもヴィヴィットにすることを意識することが
大切です。DSの顔トレは何ヶ月も前の自分の表情が記録されます。
これを見ると、何ヶ月かトレーニングをすると、人間の顔も若返るのだ
ということが実感できます。

このトレーニングはわざわざDSのソフトを買わなくとも、毎朝鏡を前に
すればできます。特に口角の引き上げは有効です。5〜10歳は若返れます
ので、いつまでも若く美しくいたいという女性にはおすすめです。

百歳のガマの油口上士(3)

2008年10月03日

それは、毎朝の「顔トレ」です。役者さんなどにとっても、とても大切な
ポイントは表情です。表情の豊かさは、意識してトレーニングすると、必ず
向上します。この方は毎朝起きると、鏡に向かって、目を大きく見開いたり、
口の端を持ち上げるなどのトレーニングをします。これも若々しさを
保つ大きな秘訣です。

私は以前、面白半分にDSの「顔トレ」を買って何ヶ月かトレーニングした
ことがあります。この効果にはすごいものがありました。

何がすごいかというと、顔が若返るのです。どうしても年齢がいくと、
顔の筋肉がたるんでくるので、いわゆる老け顔になります。具体的には表情が
全体的に能面のように無表情になり、目尻や口元が下がってくるのです。

百歳のガマの油口上士(2)

2008年10月02日

次に感心したのは、真剣を使ってその技を人前で披露するときの集中力です。
まかり間違えば、手の指などを怪我する危険性もあるわけですから・・・。

今はその技を地元の若い人や小学生などに教えているそうですが、
そのような子供や社会との交流も若さ維持の秘訣のようです。
それともう一つ、特記すべきことがあります。

百歳のガマの油口上士(1)

2008年10月01日

日曜日のテレビで百歳になるおじいさんが、まだ現役でガマの油を売る
口上士としてがんばっている姿を見ました。

私も百歳まで生きる予定なので、その健康の秘密を探ろうとじっと
その番組を見ていました。その方は、何と小学校の校長先生を退職後、
そのパフォーマンスを始めたとのことで、年齢に関係なく、新しいことに
挑戦する、その心の若さに感心しました。