社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

待つ人の気持ち(1)

2010年11月30日

最近久々に妻が何日か家を空け、私がるす番するという場面に出会
いました。

昔と比べ今は欲しいものは24時間コンビニで買えますし、洗濯も全
自動でやってくれるので、一人暮らしでも当面は困ることはありま
せん。そのため不自由な思いはなかったのですが、一つの大きな学
びがありました。

それは「待つ人の気持ちが少しばかりわかった」ということです。

私はよく出張で家を空けたり、食事を外でして、夜遅く帰ったりします。

一般的に夫の帰りを待つ妻には日常的にいろいろな出来事が起こり、
それを夫に話したり、相談したいものでしょう。また、その期間に
いろいろなところをそうじしたり、かたづけたりしていることでしょう。

久々に、または夜遅くに帰ってきた夫はそれに対して一般的にどの
ような応対をするでしょうか。

グーグルが作る車

2010年11月29日

グーグルが車作りに取り組んでいるという話をご存知でしょうか。
豊富な資金や人材を有するグーグルは、チャレンジしようと思えば、
何でも実現可能なようです。

そのグーグルが車作りにチャレンジしていると聞きました。それは
いったいどんな車になるのでしょうか。

それは人が運転しなくても、コンピュータが自動的に運転してくれ
る車だそうです。「そんな危険な!」と思う方もおられると思いま
すが、グーグルは「人が運転するからこそ危険だ!」と考えている
ようです。

今の車はいくら高級でも自分で運転しなくてはなりません。自動操
縦の車ならぜひ私は乗ってみたいものです。

さて、京都は今紅葉が見頃です。こちらは会社の近くの相国寺の紅
葉です。
写真はこちら

目を大切に!

2010年11月26日

先日、「疲れない体をつくる免疫力」安保徹(三笠書房)という本
を読みました。いろいろなヒントを得た良書でした。その中で「目
を大切にする」という項があり、興味深く読みました。

私は仕事がら、どうしても目を酷使してしまいます。

特に経営分析をする時など、パソコンの画面を何時間も見続け、終
わったときはグッタリし、とても気分が悪くなります。

パソコンのモニターは、テレビを観る時の2倍もの負担が目にかか
るそうです。

長時間パソコンに向かう時間は「1時間に15分は目と体に休息を与
える」のが大切とのことです。

塾の仕事もパソコンをよく使います。目を酷使せぬよう、くれぐれ
もお気をつけ下さい。

日本は破産するのか(2)

2010年11月25日

そのうちの7割ほどは酪農家にバックされるそうですが、残りのお
金はその団体の職員の給料だそうです。その結果、その団体の理事
長の年収は1930万円、一般賞金の平均年収は930万円だそうです。

このような団体がありとあらゆる農産物にはりめぐらされているそうです。

今の日本の労働者の3分の1は年収200万円程度です。このような団
体の実体やその給与の数字を知ったら、どのように感じるのでしょうか。

日本は破産するのか(1)

2010年11月24日

今、書店には「日本の恐ろしい真実」辛坊治郎(角川SSC)など、
日本の国の財政危機についての本が並んでいます。

また、それらの本に対して「日本は破産しない!」上念司(宝島社)
などの本も出ています。

私にはそのどちらが正しいかはわかりませんが、日本には大きな問
題があることは事実のようです。

例えば特殊法人(独立行政法人)の問題です。

例をあげれば、「農畜産業振興機構」というのがあります。ここで
は酪農家保護という大義名分で輸入バターに関税をかけています。
この団体はその事務仕事だけで年間11億円もの収入を得ているそうです。

「はやぶさ」はすごい

2010年11月22日

前回、少し書いた「はやぶさ」はやはりすごいことを成し遂げました。

「はやぶさ」は満身創痍になりながらも、カプセルを地上に残しま
した。そのカプセルの中に入っていた微粒子が小惑星「イトカワ」
ものだったのです。

「はやぶさ」は打ち上げから2年半後に「イトカワ」に近づき、そ
の小さな天体に2回も着陸と離陸を繰り返しました。

この着陸は月のようにゆっくりと動く天体へのものではありません。
お互いに超高速で動く物体同士の接近と着陸です。ちょうど007の
映画のように、高速で走っている列車にヘリコプターから人が乗り移る
ようなイメージです。

よくそんな困難をのりこえて、地球に戻ってきたものだと感心します。

「面談の達人」セミナー(2)

2010年11月19日

私は各塾からの講師を集め、参加者同士がディスカッションを通じ
ながら「塾運営のツボはどこにあるか」を考えあうセミナーを行い
ました。
参加者は初対面同士のため、初めは少し堅さがありましたが、すぐ
に打ちとけ、楽しくディスカッションをし発表していました。

参加塾の中には、複数の講師が来て両セミナーとも受講するところ
もありました。

彼らは自塾に帰って、今回のセミナーで得たノウハウを来年度の為
にフル活用することでしょう。

若さと情熱あふれる講師達にとても好感が持て、すがすがしい想い
の一日となりました。

「面談の達人」セミナー(1)

2010年11月18日

小社では11月7日に「面談の達人」と「塾運営の名人」のセミナー
を行いました。

不況と言われるこの世の中にあっても元気な塾も多く、このセミナー
の参加者は、「もっと学びたい」という想いの方々が集まりました。

「面談の達人」は、コーチングの手法を用い個性的で強い塾を運営
されている辻本先生が担当されました。毎日実際に、何人もの生徒
や保護者と面談しているだけあって、そのお話は強い説得力があり
ました。また参加者同士の演習の時間もふんだんにあり、明日から
すぐ使える手法を全員マスターされたようです。

「はやぶさ」の大冒険(3)

2010年11月17日

このような困難な条件の中でも、「はやぶさ」は2005年11月に何と、
その高速で移動する「イトカワ」に着陸することができたのです。
そのためには、ジワジワと近づいていったわけですが、「はやぶさ」
はまるで生き物のように自己制御装置を使って自分の判断でこのよ
うな快挙を成し遂げたのです。

そして最後には、数多くの困難を乗り越えて地球に戻ってきました。

このような一連の話を私は「はやぶさの大冒険」という本から知り
ました。

この計画に携わったのは、日本の科学者たちです。少ない予算の中
でありったけの知恵をしぼりいろいろな工夫をしてこの快挙を成し
とげたその姿に私は感動しました。

「はやぶさ」の大冒険(2)

2010年11月16日

このために、地球から「はやぶさ」に指令を出してもそれが届くの
に時間がかかるため、「はやぶさ」は自分で判断して行動できる力
を持たせています。そうでないと「はやぶさ」は、「イトカワ」に
激突したり、あっという間に引き離されてしまいます。

なぜかというと、「イトカワ」の公転速度は時速約10万キロであり、
「はやぶさ」はこの「イトカワ」と同じスピードで動き、しかもピ
タリと寄りそわなければならないからです。

「はやぶさ」がこの「イトカワ」をピタリととらえるのは、東京か
ら2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空を飛んでいる体長5ミ
リの虫に弾丸を命中させるくらいの精度が求められていたのです。

「はやぶさ」の大冒険(1)

2010年11月15日

私は理科が専門ということもあって、天体や自然のことにとても興
味を感じています。

2010年6月13日に、小惑星探査機の「はやぶさ」が7年間にもわた
る大宇宙航海を終えて地球に戻ってきました。

「はやぶさ」は地球から3億キロも離れた「イトカワ」という小惑
星にたどりつき、その表面の岩石の「カケラ」を採って地球に持ち
帰ることに挑戦しました。

地球から3億キロも離れると、電波のやりとりでも32分もかかりま
す。つまり携帯電話で、「もしもし」と言ったとしたら、「はいは
い」という返事は32分後になるようなものです。その遠さには気が
遠くなります。

発心・決心・持続心

2010年11月12日

私の愛読する雑誌の一つは「致知」です。読みごたえのある骨太な
雑誌です。
その中に「発心・決心・持続心」という言葉を見つけました。

発心とは「さあ、やるぞ」という心です。

決心とは「やると決めたことを実行する」という心です。

そして持続心は「やり抜く」心です。

私も含め、多くの場合は、「さあやるぞ」という思いだけで終わって
しまったり、実行はしてみても途中で腰くだけになることがよくあります。

最後のきめ手はやはり「持続心」になるのかなと思います。

私のマラソンに対する姿勢も「何年もやり続ける」ことを目標にし
ようと思います。

フルマラソン(4)

2010年11月11日

走り始めて感動するのは、この大会を支えてくれるボランティアの
人々のホスピタリティーです。「こんな素晴らしい環境の中で走ら
せてもらえて、自分は何て幸せなんだ」と感じられます。人間は皆
支えあって生きているのだということが実感できます。

さて結果は5時間9分。5098人中3231番という成績でした。自分な
りにがんばったと思うのですが、上には上がいるものです。

「次は5時間を切るぞ」という決意をして、大きな満足感を抱きつ
つ、京都に帰ってきました。

フルマラソン(3)

2010年11月10日

さて、大会当日です。

心配していた台風も去って一安心、いよいよスタートです。

「今までこれだけ練習を積んできたのだし、必ず完走できる」とい
う自信と、「まだ42Kは走ったことはないし走れるだろうか」とい
う不安が心の中で交錯します。

5千人以上の参加者の中で走ると、普段の練習のときと違って適度
な緊張感があって心も体も軽く感じます。

フルマラソン(2)

2010年11月09日

例えば、トレーニングの方法です。

これには2種類あり、ゆっくりと20km以上の長い距離を走る方法と、
1kmくらいを全力で走ってその後少し休み、またそれをくり返す方
法があります。

この組合せが42Kを走りきる脚力や心肺をつくります。

また栄養にしても、走る前と走った後で、アミノ酸やプロテインを取
るなどが必要です。

これによって疲労を取り去ったり、強い筋肉を作るのです。

フルマラソン(1)

2010年11月08日

10月31日の日曜日、「しまだ大井川マラソン」に参加しました。

マラソンの練習は去年の12月から始めました。きっかけは、ある北
海道の塾の先生からマラソンの楽しさや効用を聞いたことです。

私は自分の性格として、何か新しいことを始めるときは、まずたく
さんの本を買い込んで勉強します。マラソンの勉強をしてみてわかっ
たことは、「ただがむしゃらに走ればいいのではない。栄養からト
レーニング法に至るまで、原理原則にのっとった科学的方法がある」
ということです。

これからの日本の歩むべき道

2010年11月05日

まず大切なことは農業を復活させ、食料自給率を上げることでしょう。
その数字は1965年に73%だったものが、2008年には41%まで下がっ
ています。一次産業の人口比率も24%から今やたった4%で、しか
もその内訳は高年齢者がほとんどです。

休耕田を復活させるなどが大切でしょう。

また産業も今の車作り中心から、今後脚光を浴びる「中型JET旅
客機」などの国産化が大切のようです。

また貿易の相手国にも変化が出ています。

1990年には輸出の32%がアメリカ向きでした。しかし今ではそれは
13%程度で、それにかわって、中国、台湾などで30%、アジア全体
では50%を占めています。

このようなことを考えると、これからの塾の歩むべき道や生徒指導
の方向性が見えてくるのではないでしょうか。

このような視点から日本をとらえ、今後の日本の姿を予測し、その
中での塾のあり方を考えるのも大切だと思いました。

30年前の日本と今(3)

2010年11月04日

まず、この10年間でサラリーマンの収入は10%程度減少したことが
はっきりしています。また、企業物価指数を見てみます。2000年を
100とすると、2010年では原材料は1.8倍になっている反面、消費財
は0.85倍に下がっています。

このことはつまり、「原料代が値上がりしているのに最終的製品は
15%近く下がっている」ということです。

それをするためには、企業は人件費カットなど行って対応したこと
でしょう。

また2009年には労働人口が6272万人のうちその34%にあたる2165万
人が年収200万円以下です。さらに、生活保護受給者も増えて、今
159万人だそうで、今後ますます増加が予想されます。

これらの数字を分析すると、日本では「お金持ち」と言われた人も
中流の人も全体的に収入を減らしているといった姿が浮かんできます。

そのため生活必需品やお弁当などの値段がどんどん下がってきてい
ることも納得できます。

30年前の日本と今(2)

2010年11月02日

よくマスコミでは日本は貧富の差が大きくなってなどと言われてい
ます。しかし、これらの数字から見るとそうは言えないようです。

まず、たくさんの土地や株を持つお金持ちの人の場合はどうでしょ
うか。

土地は、商業地では73%、住宅地でも44%下落しました。このこと
から土地の資産は大幅に目減りしたことがわかります。

さらに日本平均株価は58%の下落ですから株の資産も目減りしてい
ます。

このことから日本では「資産家」と言われていた人の資産が減少し
ているため「お金持ち」が減っていると考えられます。

では、一般の人々の場合はどうでしょうか。

30年前の日本と今(1)

2010年11月01日

先日、財団法人日本総合研究所理事長や多摩大学学長などを務めら
れている寺島実郎氏の講演を聞き、いろいろな面でショックを受け
ました。

まず1990年(今から約30年前)と今とでは、何がどのように変わった
のでしょうか。

例えば、原油価格は3.7倍になりました。また、失業者数は約2倍、
破産申立数は113倍になりました。逆に国際電話などは8割も下が
りました。

また、都市中間層であるサラリーマンの可処分所得は2000年の月額
47.3万円から2009年の42.8万円と9年間で9.5%も減少しました。

さらに、土地は商業地で7割も減少し、株価も6割ダウンしました。

このようなことからどんなことがわかるのでしょうか。