社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

赤ちゃんの不思議(続編)

2022年06月30日

私には「植物」を通じて知り合いになった医師の友達がいます。彼に前回の「赤ちゃんの心臓」についてのメールを読んでもらいました。すると,それについてさらに詳しい情報を教えてくれました。

赤ちゃんの不思議

2022年06月29日

このときに不思議なことがおきます。心臓にあった例のバイパスの穴が急激に閉じてしまうのです。そしてその後は,体から戻ってきた血液は見事に肺に送られるというわけです。

何とも人間の体は不思議いっぱいですね。私はこのことをある雑誌を通じて知りました。その著者は,私が日頃から尊敬している,青山学院大学教授の福岡伸一氏です。私は氏の著作から多くのことを学んでいます。

赤ちゃんの不思議

2022年06月28日

では,心臓はどうなっているのでしょうか。ここに,精妙な仕掛けがあります。胎児の心臓には何と,穴が開いているのです。つまり,全身から戻ってきた血は肺に行かず,その穴を通ってそのまま大動脈に送られてしまうのです。道路に例えてみれば,市の中心部を通らず,市の周りを回って抜けてしまうバイパスのような感じです。ここでまた大きな疑問が生じます。では胎児が産道を通って産まれ出たとき,その穴はどうなるのかということです。赤ちゃんは産まれると「おぎゃー,おぎゃー」と元気な産声を上げます。このときに赤ちゃんは産声とともに空気を肺いっぱいに吸い込み,肺呼吸がオンとなります。

赤ちゃんの不思議

2022年06月27日

ですから胎児の心臓は,ただ単にお母さんから受け取った血液を,全身に送るだけの役目しかしません。胎児はお母さんのお腹の中の羊水の中にいるわけですから,肺で呼吸する必要がないわけです。では,胎児の肺や心臓はどうなっているのでしょうか。肺は羊水の中にいるときは使う必要がないわけですから,小さく折りたたまれて,出産後の肺呼吸のためにスタンバイしています。

赤ちゃんの不思議

2022年06月24日

胎児にとって必要となる栄養と酸素は,お母さんの胎盤とへその緒を通じて,胎児に供給されます。そして,不要となった二酸化炭素と老廃物は,胎盤を経てまたお母さんの血液に戻されます。

赤ちゃんの不思議

2022年06月23日

私は何事に対しても興味を持ち,「なぜ?」「どうして?」といつも自問自答しています。先日は,「お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの心臓は,どうなっているのだろう?」と不思議に思いました。中学2年の理科の授業で学ぶように,心臓は肺に血液を送り出す肺動脈と,肺で酸素をいっぱい取り込んだ血液を体全体に送り出す大動脈があります。もちろん,胎児の心臓は拍動し,血液の循環を行っています。ここで不思議なことが1つあります。

夢を叶える

2022年06月21日

開聞岳は標高こそ924mと低い山のように思われますが,海面から登るような登山のため,かなりの高低差があります。しかも,山頂付近は梯子やロープを伝い,両手・両足を使って這い上るような難所があります。

登り始めて5時間が経ち,ようやく登頂を果たしました。眼下には海が広がり,それはそれは美しい光景でした。
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そして,60年前の想いがこうして実を結んだことに感動を覚えました。「強くその実現を願い続けること」は大切なことのようです。

夢を叶える

2022年06月20日

それから20年が経ちました。ついに開聞岳登頂のチャンスが巡ってきました。私の大学時代の友人で,ヒマラヤに3回も登山に行った経験をもつ方から,開聞岳登山のお誘いを受けたのです。彼は現在,日本百名山踏破に挑戦中で,西日本にある百名山については,私も同行を許されていました。

夢を叶える

2022年06月17日

そして,それから40年後。母親を連れて九州に旅行する機会がありました。そのとき,鹿児島の指宿にも立ち寄り,有名な砂風呂にも入ったり,温泉や料理を楽しんだりしました。そのとき,この開聞岳を見て,その姿の美しさに感動するとともに,中1のときの社会科の授業のことを思い返しました。40年前の夢が叶ったのです。そしてそのとき,「次は,この山に登ろう」と決意しました。

夢を叶える

2022年06月16日

この山は,別名薩摩富士とも呼ばれ,薩摩半島の最南端に位置し,標高は924mです。冒頭の文にある,中1のときの社会科の授業は,この山を縮小した模型を作ることから始まりました。私はその当時,「日本には富士山に似た,こんな美しい山があるのだ。ぜひ一度見たいものだ」と子供心に想っていました。

夢を叶える

2022年06月15日

私は今から約60年前,中学1年生になりたての頃の社会科の授業を時々思い出すことがあります。

急に話が変わりますが,皆さんはこの山をご存知ですか。
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この山は鹿児島県指宿市の近くで,海辺からすっくとそびえ立つ「開聞岳」です。

裸子植物と被子植物

2022年06月14日

植物は裸子植物から被子植物に進化しました。この進化は,前述したように,受精のスピードが圧倒的に速いという意味で,劇的なものでした。この進化によって,被子植物は裸子植物を駆逐し,あっという間に地球上に広まりました。

いかがでしょうか。学校の勉強にしても,社会に出てからの勉強にしても,「試験に出るから丸暗記する」という学習法よりも,「ストーリーを学び,楽しみながら物事の本質を掴む」という学習法の方がより楽しく,しかも後々に至るまで頭に残りやすいのではないでしょうか。

裸子植物と被子植物

2022年06月13日

一方,被子植物ではどうでしょうか。被子植物は胚珠が子房で包まれているため,植物は花粉がやってくる前から胚珠を子房の中で成熟させて,受精の準備をしておきます。ですから花粉がめしべの先につくと,すぐに受精を完了させることができます。そのスピードは数時間から遅くとも数日以内です。これはちょうど用意してあったそばをさっとゆがいて,すぐにお客さんに提供できる駅前のそば屋さんに例えられます。

裸子植物と被子植物

2022年06月10日

このとき,裸子植物では,風で運ばれてきた花粉を一度取り込んでから,胚珠を成熟させます。そのため,花粉が胚珠にたどり着いてから受精するまでに,数か月から一年もかかってしまいます。それはちょうど,お客が来てからそば粉をこねる老舗のそば屋さんに例えられます。

裸子植物と被子植物

2022年06月09日

さて,胚珠とは植物の種子の基になる大切な器官で,その中にはメスの卵細胞があります。そして,花粉が胚珠につくと,花粉の中の精細胞(動物で言えば精子)と胚珠の中の卵細胞(動物で言えば卵子)が合体して,植物の種子が作られます。

裸子植物と被子植物

2022年06月08日

多分,これを学んでいる生徒にしてみれば,「胚珠って何?そんなの見たこともないよ。それが『裸』であるとか,『包まれている』かなんて,何の意味があるの?」というのが,率直な感想ではないでしょうか。この内容を塾で教える場面について考えてみても,「これはよく定期テストや入試に出るから,必ず覚えておきなさい」と片付けてしまいがちです。

裸子植物と被子植物

2022年06月07日

小学生が中学生になると,学校での理科の授業ではまず初めに,裸子植物と被子植物の違いについて学びます。裸子植物とは「胚珠がむき出し(裸)になっている植物」です。マツ,スギ,イチョウなどがその代表で,昔ながらの植物です。一方,被子植物とは,「胚珠が子房に包まれ(被)ている植物」です。
それらをまとめたものが次の画像です。(『新中学理科1』 p.13より)
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