社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

「めんどくさい」がはびこる社会(1)

2009年08月31日

仏文学者の 鹿島 茂 氏が、現在の日本を鋭く分析している文に出会い
ました。日本は資本主義の最も進んだ状態にあるとのことです。
本や雑誌が売れず、海外旅行に行ったり、洋画を見たりする若者が減って
います。

インターネットや携帯が生活の中心になり、好奇心が衰え、内向き、草食化
などが問題視されています。
これらをひとまとめにした言葉が「めんどくさい」です。

本を読むのも、旅行に行くのも、字幕を読むのも、さらには女の子とつき合うの
さえ「めんどくさい」と思う人がどんどん増えているというのです。

これは日本だけでなく、イタリアやフランスですら、女性を口説くよりアニメを
見る方がいいという人たちが増えているそうです。

さて、写真は御所に咲くサルスベリの花です。
しばし、目を楽しませて下さい。↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/090831/sarusuberi.html

ドライバーの気持ち

2009年08月28日

先日の土曜日、京都から和歌山まで帰った人の話を聞きました。千円高速の影響で
日曜日の深夜3時だというのに、20kmの渋滞があったとのことです。
車での移動も大変なことになったものです。

さて、あるインターネットの調査会社が「ドライバーがいやな思いをした同乗者の
行動」について調べました。

上位を占めたのは次の通りです。私も心当たりがあるので、「なるほど、わかる、わかる」
と思ってしまいました。

(1)渋滞で機嫌が悪くなる。
(2)車内を汚す。
(3)運転の仕方を指図される。
(4)運転手を残して眠る。

数学と実社会

2009年08月27日

その他にも実社会に数学の公式が用いられている例はいろいろあります。
例えば、医学分野で「結石」を破壊する装置に楕円を表す公式「a二乗分のx二乗
プラスb二乗分のy二乗イコール1」が使われています。

また、日本全国に千カ所ほどある高速インターチェンジのカーブやジェットコースターの
カーブには、クロソイド曲線が使われています。
このカーブを使った設計にしないと、車やジェットコースターがコースをはずれて
しまったり、うまく曲がり切らず、壁に激突してしまう恐れがあるそうです。

その他、BSの電波などを受け取るパラボラアンテナにはyイコールaxの二乗の公式が
使われています。
このような話を数学の授業時間に生徒にしてあげるのもいいかも知れません。

カーナビと三平方の定理(2)

2009年08月26日

しかし、これだけでは車の位置を特定するには不充分です。
車の位置は、静止衛星の真下の位置を中心にして描いた円周上のうちのどこか
ということになるからです。

そこで車の位置を特定するには、3つの衛星を利用する必要があるのです。
時々刻々と変わる車の位置を特定するのに、瞬時に3つの衛星の電波を受信して
計算しているなんてとても驚きですね。

何はともあれ、三平方の定理が、こんなところに使われているのは、興味深い
ことですね。

カーナビと三平方の定理(1)

2009年08月25日

皆さんはカーナビの基本原理には三平方の定理が使われているということを
御存知でしょうか。
カーナビでは地球の上空にある静止衛星からの電波を使い、車の現在位置を
決定しています。
その原理とは次の通りです。

(1)まず静止衛星の電波をとらえ、衛星と車との距離を計算します。
 この距離がa² +b² =c² のうちのc にあたります。

(2)次に衛星から地表に垂らした垂線の距離をはかります。この距離がbとなります。

(3) (1)、(2)から静止衛星の真下の地球上の一から車までの距離aが算出されます。

なぜ数学を勉強するの?

2009年08月24日

塾で教えていた頃、よく生徒から「先生、なんで数学を勉強しなければ
ならないの?社会に出て数学の公式など使う場面などないでしょ?」
という質問を受けました。

それはそれで理にかなっていますが、だからといって、数学を学ばなくても
いいということにはなりません。
例えば、数学を学ぶことは物事を論理的に考える力をつけるという点で大いに
役立つからです。

さて先日日曜日の朝7時半からのテレビ番組「がっちりマンデー」を見ていたら、
授業時に使える、とてもいい題材を発見したのでご紹介します。
それはカーナビと三平方の定理の関係です。

あいさつは山びこ

2009年08月21日

私の早朝散歩では「歩き仲間」に出会うたびに大きな声で「おはようございます」
と言うことにしています。

これに対し、無口の人、会釈だけする人、小さな声で答える人とさまざまです。
今までの経験から私は、これについては一般的に言える法則がありそうだと
感じています。

それは相手は自分を写す鏡だということです。

つまり、自分が暗い気持ちで、小さな声しか出せないときは、あいさつを返してくれる
人の率が下がり、その逆のときは率が上がるということです。

これをしばらく続けていると面白いことが起きます。
自分から声をかける前に大きな声であいさつをしてくれる人が増えるのです。
こんな時は、私の方が元気になります。

何事も続けることの大切さを感じます。

よく来たね!

2009年08月20日

塾に来た生徒が授業中ねむそうにしていたり、ヤル気のないそぶりを見せたとき、
みなさんはどのように声をかけますか。

昔の私は「なんだその態度は!ヤル気があるのか」などとどなっていました。
しかし、よく考えてみると、そういう生徒でも部活で疲れていたりするのに、
わざわざ塾に通ってくれるだけですごいことです。

今、塾によっては塾生が来る時間帯に塾の前に立って、「よく来たね!」と
ねぎらいをしているケースがあります。

それはとても大切なことに思います。
創業当時の松下幸之助さんは、会社の前に立ち社員を出迎えたという話を
聞きました。何か共通するところがありそうです。

ある個人塾の工夫(3)

2009年08月07日

そのような地道な努力の結果、今春で大幅に生徒を増やし、現在満員状態で、
募集チラシをまきたくてもまけない状況だそうです。
近くに塾も多いようですが、ここまで緻密にフォローしてくれるところは
ないようで、他の塾でうまくいかなかった生徒さんの入塾なども多いようです。

私はこの塾を見学して、「この方向性は地域密着の個人塾が生き残る有力な成功
パターンだ」と感じました。

近所で、朝顔の花を見かけました。
写真はこちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/090806/asagao.html

ある個人塾の工夫(2)

2009年08月06日

なぜそんなことを徹底するのでしょうか。
それは中3で学 X ²+16 X+48=0などの因数分解の問題を即座に
解けるよう、
小学校のうちから、土台作りをするためです。
中3生で上記の方程式や平方根の問題を解けない生徒は、必ずといっていいほど、
約数、素因数分解などでつまずいています。

そして、そのような指導は、塾の授業中では不可能です。
そのためにその塾では、その部分を授業外にパソコンでやってしまうのです。
これにより生徒の基礎学力が上がり京都府内の模擬テストでも一位を取る
ような生徒を生みだしています。

ある個人塾の工夫(1)

2009年08月05日

先日、20年来のおつきあいのある塾を訪問してきました。
そこではご夫婦で塾をしていて、ご主人はパソコンに強く、パソコン教室も
開いています。

長年にわたって上手にパソコンを指導に組み込んだ指導法を開発し、大成功
されています。
パソコン活躍の場は、計算や漢字、英単語といった学習の基本部分です。

例えばそこでは、パソコンを使って「48の約数をすべて書き出すこと」とか
「かけて48足して16になる数の組み合わせをみつける」などの問題を、
即座に解けるようになるまで、小学校のうちからトレーニングしています。

韓国でのアトピー対策(2)

2009年08月04日

韓国では、国をあげてアトピーっ子対策をしているのです。
アトピーのひどい子は地方にあるアトピー専門の小学校に入るのです。
そこでは、野菜を有機農法で育てる農園が近くにあり、給食はすべてそこで
とれたものを使うのです。

また小学校には1人1人で入れるお風呂がいくつもあり、生徒は運動後、
そこに入って体を清潔にするのです。
そのような徹底したケアにより、ほぼ全員の症状が改善されるとのことです。

私はこれを見て、「子どもたちへの国のやさしさ」のようなものを感じました。
ひるがえって、日本の現状はどうなのかと考え込んでしまいました。

韓国でのアトピー対策(1)

2009年08月03日

今、アトピーの子が増えています。
皆さん、塾でもアトピーに悩んでいる生徒さんがおられるのではないでしょうか。
アトピーに悩んでいる子は、見ているだけで痛々しく、本人もしょっちゅう、
体をかいたりしてつらそうです。また勉強にも影響します。
 
これを治すには、風呂の水を木炭で浄化するとか、食事を自然食に変えるとか
の改善が必要です。
 
しかし、それらを個人でやるのは大変なため、治すのにはなかなか苦労がいるよう
です。さて、先日NHKのニュースを見ていたら韓国にもアトピーで悩んでいる子が
たくさんいることを知りました。
 
その対策を知ってビックリしました。